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全力で生きる技術 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2018/02/26

棚橋が新日本を盛り立てながら、自分がいかに成長して行ったかを記した本。 ふつうのビジネスに活かせる事柄も多数あり。 棚橋は努力してる。すごい。

Posted byブクログ

2017/03/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

棚橋弘至の新日本プロレスを復活させた経験を踏まえてのビジネス本である。『棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか』を発表した結果、プロレス以外の場所で後援する機会が増えたらしい。その経験をふまえて「自分」をではなく「理論」を語るものとしてこの本が生まれたのであろう。より簡単に「棚橋イズム」を受け取ることができ、読者に利用しやすいものとなっている。 この本を読んでいると、想像とは違うものが書かれていてびっくりする。新日本プロレスを復活させた彼のことだ、さぞや理論的な戦略があるだろうと思いきや、 「夢は持たなくてもいい。もし適わなかったらそれで終わりじゃない。やりたいことを沢山持っておけば、一つがダメになっても次のやりたいことを始めればいいだけだし」 「まずは目の前のことを全力でやろうよ。たとえ役に立たなくても、そのうち役に立つかもしれないよ」 「一つのことを深くより、色んなことを浅く知っておいた方が、色んな人と会ったときに便利だよ」 「とりあえず鍛えておけば余計なことを考えないから良いよ」 という感じの理論が展開するのである。とても「軽い」のだ。それに営業スキルのようなものに終始しているようにも読める。この本だけを読んだら、あまりに愚直で参考にならない。新日本プロレスが復活したのも偶然ではないかと思ってしまってもおかしくない。 だが、『棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか』や他の本を読んでみると、また違ったものが見えてくる。彼の行なっている全力は我々の想像を超えるようなものだ。オフの日もプロモーションでプロレスの興行を行う地方の人々に会いに行く。会った人には自分やプロレスのことを丁寧に説明する。そうしてプロレスとの繋がりを作っていくのである。そしてどんどん有名になっていく過程でどんどんと忙しくなっていく。自分を世の中に受け入れられやすいキャラクターに変えていく。だげどその合間の練習も怠らない。トップ戦線の選手で居続けるのである。この大変な状況でも「疲れてない」と言って活動を続けるのだ。脇目も振らずにできることに没頭して全力でやり続ける。全力になることは彼にとって自明であり、没頭するための心構えが書かれているのである。それはビジネスというよりクリエーターにこそ伝わるものではないだろうか。

Posted byブクログ

2017/01/13

全力でやりきらないと、いつまで経っても言い訳ができてしまう。もうこれ以上の結果は出せない、と思えるまで振り切ってやってみる経験はきっと一生モノの財産になると思う。その価値を教えてくれる本です。

Posted byブクログ

2016/01/31

新日本プロレスでトップを張る棚橋選手による一冊。 前作は読んでないものの、彼の真摯でひたむきな姿勢が垣間見れた。

Posted byブクログ

2015/11/24

全力でだめなら超全力!等の明快な教訓は読んでいて気持ちいい。安直だ!と批判はあるかもしれないが、生きる術とは実はすごく単純なものなんでは?と改めて考えさせられる一冊。

Posted byブクログ

2015/11/01

新日本プロレスの看板レスラー、棚橋弘至氏の哲学ともいうべき本自伝にも近い本。読みやすかったが、中身は濃い。 ・「誰にも期待されない時間」は無駄ではない ・失敗は「前フリ」と考えてみる ・「自分より頑張っている人」に注目する など、仕事で悩んでいる人々に寄り添うような内容。繰り返し...

新日本プロレスの看板レスラー、棚橋弘至氏の哲学ともいうべき本自伝にも近い本。読みやすかったが、中身は濃い。 ・「誰にも期待されない時間」は無駄ではない ・失敗は「前フリ」と考えてみる ・「自分より頑張っている人」に注目する など、仕事で悩んでいる人々に寄り添うような内容。繰り返して読むと良いと思う。 新日本プロレスファンは必読。窮地に陥った新日本プロレスに対してコミットし続け、結果を残した氏の姿勢は素晴らしい。

Posted byブクログ

2015/11/01

全力と聞くと、それだけでしんどいイメージがつきまとう。 著者による全力の定義は、目の前にある課題に、集中して丁寧に向き合うことを続けていく志の高さだ。 続けていれば習慣になり、ある程度しんどいのが普通の状態へ持っていけるだろう。 ご両親の育て方のおかげが、もともと著者にはいくつか...

全力と聞くと、それだけでしんどいイメージがつきまとう。 著者による全力の定義は、目の前にある課題に、集中して丁寧に向き合うことを続けていく志の高さだ。 続けていれば習慣になり、ある程度しんどいのが普通の状態へ持っていけるだろう。 ご両親の育て方のおかげが、もともと著者にはいくつかの全力で生きる素質のようなものが備わっていて、それを粘り強さで技術にして高めた印象を受ける。 様々な言葉で言われているけれど、学力でも才能でもなく、なにかを成し遂げる力のようなものが、備わっている人は結果を残しやすい傾向にあるようだ。 粘り強さ、切り換え、考え行動する。心技体のバランスで、どれかが突出していても難しい。 様々なものに興味を持てれば、心技体のバランスを取る機会は増えるかもしれない。何かひとつのことを見つけて極めるというのは珍しく、全力で世界を見つめて模索と挑戦と失敗を繰り返していくなかで、振り返るとなにかしら結果を出せていたというものなのかもしれない。

Posted byブクログ