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謳えカナリア の商品レビュー

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2015/10/21

死後、異界への転生?とでもいうのか。 美しくも、儚く、哀しい、愛憎の物語…かな。 音楽(歌)を題材にした作品を他にも読んだことがあるけれど、表現が難しいなぁと。 音を文字で表現するのって何がいいのだろう? 恋というには大き過ぎるような、誰かを愛しく慈しむような、それが時に人を...

死後、異界への転生?とでもいうのか。 美しくも、儚く、哀しい、愛憎の物語…かな。 音楽(歌)を題材にした作品を他にも読んだことがあるけれど、表現が難しいなぁと。 音を文字で表現するのって何がいいのだろう? 恋というには大き過ぎるような、誰かを愛しく慈しむような、それが時に人を狂わせる。 前半の緩やかな流れの説明から、終盤の怒涛の流れに差があった感じ。 もっと知りたい場面があったかな、人物像とか。 一冊の物語として読むならこのくらいなのかな。 豪華な装丁等を見ると、もう一押しと感じなくもない。

Posted byブクログ