脳死をこえて の商品レビュー

藤村志保(著者),荻原恵子(著者),清水まち子(著者),新井康子(著者)

2018/12/02

藤村志保さん、昭和１４．１．３生まれ、ご本人も３３歳の時、胃の四分の三と胆のうを切除する５ｈの大手術を経験されたそうです。「脳死をこえて」（昭和６０．１１）、第六回読売「女性ヒューマン・ドキュメンタリー」大賞、カネボウ・スペシャル入選作品です。植物状態と脳死は違う。植物状態は自分の力で呼吸。交通事故で植物状態になった夫の腎臓と角膜、悩みに悩んだ末の決断、生き続けるための哀しい決断をした夫人の気持ちを著者が心静かに代弁しています。