SCIENCE PALETTE の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
第1章 確率論の基本 第2章 確率の計算 第3章 確率論の小史 第4章 確率を伴う実験 第5章 確率を理解する 第6章 ゲームと確率 第7章 科学、医学、オペレーションズ・リサーチにおける応用 第8章 その他の応用 第9章 直観に反する帰結とジレンマ 1~5章は確率論の基礎、6章以降はその応用・実用例などを記している。6章以降は読み物としてはおもしろい。ただ、自分の実生活に応用できるかというと、まだまだ無理だろうとしか思えない。
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モンティ・ホール問題=ヤギと自動車 二人の子供問題=子供がふたりとも女の子である条件付き確率について ふたつの事象が独立でないのに独立と勘違いしてしまう間違い。学生のうち半分が女性、1/5が工学専攻の場合、女性で工学専攻である割合は1/10ではない。 サイコロを2回振って少な...
モンティ・ホール問題=ヤギと自動車 二人の子供問題=子供がふたりとも女の子である条件付き確率について ふたつの事象が独立でないのに独立と勘違いしてしまう間違い。学生のうち半分が女性、1/5が工学専攻の場合、女性で工学専攻である割合は1/10ではない。 サイコロを2回振って少なくとも1回6が出るのは、1/3よりも少ない=(36-25)/36 ド・モアブルとニュートン 中心極限定理 ポアソンの少数の法則 対数の強法則 競馬のトート方式とパリミューチュエル方式 本命ー大穴バイアス 相対リスク減少と絶対リスク減少の違い 効用関数の違いから家の保険と家電の保険の差がでる。 宝くじは、期待値の残りで夢を買っている。 ランダマイズドレスポンス法=直接尋ねずに、全体の割合を知る方法
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★2.5かなぁ。 面白いようで面白くない本というのが率直な感想。 当方がついて行けてないだけなんだろうけれども、起承転結というかリズム感がないのが難点では?読む人が読めば各章の連関は明らかなんでしょうが、いかんせんトーシローの当方にそれを求めるのは酷かと思われ。相当に噛み砕いた説...
★2.5かなぁ。 面白いようで面白くない本というのが率直な感想。 当方がついて行けてないだけなんだろうけれども、起承転結というかリズム感がないのが難点では?読む人が読めば各章の連関は明らかなんでしょうが、いかんせんトーシローの当方にそれを求めるのは酷かと思われ。相当に噛み砕いた説明でることは認めるのですが。
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オックスフォード大学出版Very Short Introductionシリーズの1つ"Probability"の翻訳書だが門外漢にとっては十分すぎる内容。数式を極力用いずに読者の興味を引き付けようとする工夫が随所に表れており、つい陥りがちな確率に関する誤解に触...
オックスフォード大学出版Very Short Introductionシリーズの1つ"Probability"の翻訳書だが門外漢にとっては十分すぎる内容。数式を極力用いずに読者の興味を引き付けようとする工夫が随所に表れており、つい陥りがちな確率に関する誤解に触れた箇所が特に面白く読めた。
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新聞書評で絶賛。しかも、おシャレなたたずまいの本。 ということで読んでみたが、結構難しい。正直に言えば、自分の頭が必ずしも論理的でないということが骨身に沁みて分かった。それに、「確率」は学校の数学で習ったと思っていたのに、確率に「客観説」やら「頻度説」やら「主観的解釈」という異な...
新聞書評で絶賛。しかも、おシャレなたたずまいの本。 ということで読んでみたが、結構難しい。正直に言えば、自分の頭が必ずしも論理的でないということが骨身に沁みて分かった。それに、「確率」は学校の数学で習ったと思っていたのに、確率に「客観説」やら「頻度説」やら「主観的解釈」という異なるアプローチがあるなんて。混乱のきわみ。 でも、確率というものの持つ可能性、危険性、面白さに少しだけ目覚めた気がする。どんな分野でも、一冊で丸わかりなんてあり得ない。もっともっと「確率」の入門書や一般書を読んでみたいという気持ちにさせられたのは収穫。
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