絶対城先輩の妖怪学講座(七) の商品レビュー
座敷童を巡る短編集。座敷童にもいろいろなタイプがあるようだ。年を経た樹木が動物たちを操って座敷童を出現させているというのはユニークだが、トンデモ感が漂うなあ。でも物語は面白いよ。相変わらず礼音はお人好しであたふたしていて心配させるなあ。
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「破多破多」 夜中に家の外から畳を叩くような音が聞こえてくるという怪異。 祟りをなす石の精や古井戸ど、音源とされる存在は伝承地域により異なる。 物の怪や怪異は一般的に証明出来る者もいれば出来ない事を指す場合もあるから、でっち上げの記事でも楽しければ有りなのかもしれないな。 「ノ...
「破多破多」 夜中に家の外から畳を叩くような音が聞こえてくるという怪異。 祟りをなす石の精や古井戸ど、音源とされる存在は伝承地域により異なる。 物の怪や怪異は一般的に証明出来る者もいれば出来ない事を指す場合もあるから、でっち上げの記事でも楽しければ有りなのかもしれないな。 「ノタバリコ」 岩手県に伝わる座敷わらしの一種。 家の神になり切れず、かといって悪を為す力も得られなかったなり損ないの座敷わらし。 正体を知ってしまえば怖くはないが、ただ今回の場合は虫が苦手な者からすれば逆に気味が悪く感じるな…。 「釣瓶落とし」 近畿・東海地方に伝わり夕方や夜間に大木の上から鶴瓶のように落ちてくる妖怪。 上下運動する様子が鶴瓶に似ているところから、この名前がついた。 あんな場所で薬の流通というのは在り来りだが、祠など何かを祀っている場所でするのはどうかと思うな。 「座敷わらし」 東北地方に広く伝わりその家から去る時のみ姿を見せる。 家の中に茸がある時は幸せな気分であり、育ち切ると自壊してしまうから不幸になる。 どんなドラッグにも違法である限り何かしらデメリットはあり、メリットだけで楽しい気持ちを持続するなど出来ないだろうな。 「ナンジャモンジャ」 全国各地で用いられた種類の分からない怪しい大木を指す呼び名。 種が特定できない木なら何でもいいわけではなく、畏怖の念を抱かされるような迫力を持った木。 こんな事が本当に起きていたら恐怖所では無いだろうし、知らぬ間に人間社会が他の何かに取って代わられてる様で恐ろしいな。 「倉ぼっこ」 倉わらし・御蔵ぼっことも呼ばれる座敷わらしの一種のような妖怪。 同士だからこそ気にしないのかもしれないが、いい歳をした男女が一つの部屋にという事をもう少し考えた方がいいのでは…。
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絶対城先輩の気持ちが少し前向きに(素直に)なってきたような。でも鈍感すぎじゃないですか。晃さんの行動に期待。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前の巻で絶対城先輩の過去の因縁に決着もついて、ここから第二部。 自分の考えを書きまとめようかと思いたった先輩が、最初に出会うのは座敷わらし。 晃さんも今後本格参戦するそうで、礼音はこれから気が気じゃないでしょうね。 というような本筋はいいとして、峰守ひろかず式の妖怪がたり好きなので、このまま長期続いて欲しいものである。
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一連の鬼騒動が終わって、いったんリセットという感じの巻。今後に関わってきそうな登場人物の紹介と、おなじみのメンバの関係を再確認している感じ。 また、満を持しての座敷童がテーマですが、なかなか斬新な結論でした。
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今回は座敷わらしがテーマだということですが、あれれ、遠野物語を再読しないとこんなこと書いてあったかなと思う部部があり……(最近、読み返していないから覚えていないのだと思う^_^;) 王道物へ変化した物語もいいですが、やはり絶対城には長々とうんちくを語ってもらいたいなと思うのであ...
今回は座敷わらしがテーマだということですが、あれれ、遠野物語を再読しないとこんなこと書いてあったかなと思う部部があり……(最近、読み返していないから覚えていないのだと思う^_^;) 王道物へ変化した物語もいいですが、やはり絶対城には長々とうんちくを語ってもらいたいなと思うのでありました。
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【四十四番資料室の妖怪博士・絶対城が廃村の巨大な神木と座敷わらしの謎に迫る!】 「顰衆」との一件で、『妖怪学』への意識が変わった絶対城。自分なりの妖怪学論を執筆するため資料整理にあたっていると、紫から「座敷わらし」に関する情報を耳にする。一行は山間の巨木が佇む廃村「神籬村」を訪...
【四十四番資料室の妖怪博士・絶対城が廃村の巨大な神木と座敷わらしの謎に迫る!】 「顰衆」との一件で、『妖怪学』への意識が変わった絶対城。自分なりの妖怪学論を執筆するため資料整理にあたっていると、紫から「座敷わらし」に関する情報を耳にする。一行は山間の巨木が佇む廃村「神籬村」を訪れ、座敷わらしの正体を突き止めた。 一方、東勢大学では謎のドラッグが広まりつつあり、絶対城と杵松が対処に一役買うことに。大学と神籬村という、遠く離れた場所での、一見関係のない出来事が次々と繋がってゆき……そしてその脅威は礼音にまで及ぶのだった。 絶対城を巡る礼音と晃の関係も見逃せない、新章突入の伝奇譚、第七弾!
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