高校生のための東大授業ライブ の商品レビュー
数学、脳科学、生物学から歴史学、人種問題、人類学まで−今回も様々なテーマが取り上げられています。 個人的には、一部理系の内容に難しい部分がありましたが、久々に深く考えながら読み進めていきました。
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当方のカバーできる分野の話しは興味を持って読む進められたものの、そうでない分野はちんぷんかんぷんだった。本書の趣旨からすると、後者のような分野にこそ、真の教養を深める手がかりがあるのだろう。ある意味、「大学に入ってからやりたいことを決めてください」というスタンスの大学に勤める先生...
当方のカバーできる分野の話しは興味を持って読む進められたものの、そうでない分野はちんぷんかんぷんだった。本書の趣旨からすると、後者のような分野にこそ、真の教養を深める手がかりがあるのだろう。ある意味、「大学に入ってからやりたいことを決めてください」というスタンスの大学に勤める先生方のお話し。各テーマの終わりに参考文献が列記されているので、足掛かりとしてそれらに触れてみるのも決して遅くないだろう。
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ちょっと活字が多く、興味ある所だけかいつまんで読んだ。目的としては、自分はどんなことに興味があり、どこを掘り下げて非ビジネス系の知識を深めたいかを見るためだったので、それにしては適した1冊。 すでに分かっていることを学ぶのではなく、まだわかっていないことを問うこと、あるいは、何...
ちょっと活字が多く、興味ある所だけかいつまんで読んだ。目的としては、自分はどんなことに興味があり、どこを掘り下げて非ビジネス系の知識を深めたいかを見るためだったので、それにしては適した1冊。 すでに分かっていることを学ぶのではなく、まだわかっていないことを問うこと、あるいは、何がまだわかっていないのかを問うことこそが、「学問」というものの本質に他なりません。 ・情報銀行 ・ローマ帝国にみる、見る人や立場、時代による歴史観の異なり ・錯覚の学びは楽しそう(知覚心理学、マイヤーズ心理学など) ・遺伝子の研究は相変わらず興味があるフィールド ・趣味は社会を映し出す鏡(他人に自分の趣味・余暇の過ごし方として伝えられるかどうかの基準は「生産性」?)
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様々なジャンルの内容がそれぞれ別々の方々によって高校生などの初学者が興味を持てるようとっつきやすい程度の話を集めた本。 中でも「命の今と昔」の中での現代の自殺問題と昔の命の価値との対比は物が溢れ豊かになった現代でも、工業の発達していなかった時代でも本質的に命の勝ちに変わりはない...
様々なジャンルの内容がそれぞれ別々の方々によって高校生などの初学者が興味を持てるようとっつきやすい程度の話を集めた本。 中でも「命の今と昔」の中での現代の自殺問題と昔の命の価値との対比は物が溢れ豊かになった現代でも、工業の発達していなかった時代でも本質的に命の勝ちに変わりはないのかもしれないと思わされた。 筋トレ界の池上彰こと石井直方教授はわかりやすい文体で筋トレについて解説。正直筋トレの話は聞いたことあるようなものだったが、最後の文章、「真に独創的な研究を行うには、多様な興味、知識、経験、つまり『教養』がベースになります。現在の自分の価値判断で要・不要を決めつけてしまうのではなく、多くのことに関心を持ち、それぞれに真剣に取り組んで頂きたい」 というのは常に意識していきたいと思った。
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