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幸福を見つめるコピー 完全版 の商品レビュー

4.6

9件のお客様レビュー

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2024/01/12

●うまいことを言う人より、うまいものをくれる人を信じなさい ●幸福は、ごはんが炊かれる場所にある ●食べるものに世界一臆病な企業でありたい ●お父さんが撮ると、私が主役になるから、不思議だな ●旅に出る服は、写真に残る服だ。 ●服は、肌より先に抱きしめられる。 ●仕事...

●うまいことを言う人より、うまいものをくれる人を信じなさい ●幸福は、ごはんが炊かれる場所にある ●食べるものに世界一臆病な企業でありたい ●お父さんが撮ると、私が主役になるから、不思議だな ●旅に出る服は、写真に残る服だ。 ●服は、肌より先に抱きしめられる。 ●仕事に追われ、生活に疲れる。日本では大人の話です。 ●

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2022/06/07

解説にコピーライティングの要締は人間観察力、と書かれていたけれど、岩崎さんは人間と生活を愛した人なんだろうなと思う。 だから、やさしい眼差しで紡がれた美しい言葉たちは、心にすっと入ってくるし、書かれたものではなく、まさに見つけられたものだなと思う。

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2021/09/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

【感想ではありません。メモした言葉をそのまま残しています】 それは、企業は何のために存在するのか、商品は何のために生まれてくるのかを考えれば自明である。 すなわち、人の役に立つためである。人を助け、人を育て、人を守り、人を愉快にし、人によろこびを提供するためだ。・・・それが「幸福」という北極星をめざさないわけないのである。・・・いたる道はそれぞれ違う。やることは別々である。しかし、目指す星はただひとつ、「人の幸福」である。逆に言えば、そうでない企業や商品は、この世に存在する理由はないのである。 P24会う、贅沢。 P29贈る者は、汗をかけ。 P75失敗しても楽しいことは、ほんとうに楽しいことだ。 P78 時間も、労力も、お金も使うという、とてもめんどくさい行為。でも、そうしてでも人は、人に贈り物をしたいのだ。 たのまれたからやったわけじゃない。あなたが大事だから出した。だからうれしいのだ。うれしいと思ってくれる人がいる。そうはっきりと意識すれば、意識しないよりは、モチベーションは確実に上がることは間違いない。 P80 家族を持つということは、こういうことかと思った。いとおしい者を得るとは、心配事がふえることなのだ。自分以外の人間のために、身をよじるほど胸を痛めることなのだ。・・・そして初めて知る、この得も言われぬ感覚こそ、人生の味わいというものかもしれない。

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2020/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「コピーはつくるものではない。見つけるものだ」人にかける言葉も同じ。適切な言葉を。 「あなたに会えたお礼です」 儀礼ではなく、お礼なんだな 「いとおしい者を得るとは、心配事がふえること」 結婚する若い人に送りたい 「本を読む人の顔は美しい」 「本を読む人が想像の世界とつながっている」 賢そうに見える 「人のために、一所けんめいになる大人を見るのはいいものだ。」 17年前の河合塾のコピー。学校のコピーで使える 「大人から幸せになろう」 幸せな顔はしていたい

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2020/05/24

岩崎さんが書く幸福って 薄っぺらくない質実剛健というか。とてもリアル。 近づきたいなぁ。 メモ 人と違う考え方を発見できる手っ取り早い方法は、世の常識や通念と逆のことを考えること。 好きなコピー あなたに会えたお礼です。 やがて、いのちに変わるもの。 たった一度の、いのちと歩...

岩崎さんが書く幸福って 薄っぺらくない質実剛健というか。とてもリアル。 近づきたいなぁ。 メモ 人と違う考え方を発見できる手っ取り早い方法は、世の常識や通念と逆のことを考えること。 好きなコピー あなたに会えたお礼です。 やがて、いのちに変わるもの。 たった一度の、いのちと歩く。

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2020/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

p374 会社は望まれて生まれます。 人に必要だか、社会の役に立てるから、この世に生まれてくるのです 〜略〜 ひとつひとつ役割は違うけれど、 それぞれが自分たちに力をぞんぶんに出しきって 社会を支える、様々な会社たち。 どんなに小さくても、必要でない会社というものはない。 p312 男性がネクタイをはずせば 女性のひざ掛けがいらないオフィスになります 2005年、環境省、チームマイナス6% p296 歳をとるということは〜略〜 あれもできない、これもできない。そう感じながら人はひとつひとつ諦めを身につけ〜略〜 ただ。この穴埋めをするように〜略〜見晴らしもすこぶる良くなった 〜略〜 自分を取り巻いていたさまざまな壁が取り払われるのだから見晴らしがよくなろうというものである p64 人生には、チョコレートをかじる時間がいる 1995年、明治ミルクチョコレート、明治製菓 p25 人に会う。時間を作って、会う。 おしゃれをしたり、ご馳走を用意したり、 一日がかりで故郷に帰って、会う。 ひとりの人に会うために、その人の笑顔をみるために、 ホントに私たち、いっぱい努力しているんですね。 会うって、ぜい沢。人と人の間の、いちばんのぜい沢。「会いたいなあ」。 この気持、この情熱があれば、贈り物は素敵にならないはずはない。 そんな気がする、人なつかしい夏です。 1982年、お中元、西武百貨店 p120 外が寒い、という幸せ。 1994年、積水ハウス、イズ・ステージ p121 おとなの中で、親がいちばんかわいい。 2007年、積水ハウス、夫婦で人生を楽しむ平屋の住まい p135 父さんだってほめれば育つ。 1984年、求人情報誌、コピーライターが語る「転職のすすめ」 p184 本を読む人 〜略〜 なにより、本を読む人の顔は美しい。 〜略〜 散漫な電車内のふんい気からひとり遊離し、本を読む人は、なにゆえにそんな超然とした空気を身にまとえるのだろうか。 いうまでもない。それは本を読んでいるからだ。からだは電車の中にあるけれど、心は本の宇宙で遊んでいる。本の一ページ一ページから立ち上がる無限の空間を飛びまわっている。 p360 がんばる人のがんばらない時間 2010年、ドトール

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2019/08/15

”<抄録(抜き書き)> <きっかけ>  greenz people 会員限定本2018 で、池田美砂子さんが紹介されていた一冊。  次の紹介文に惹かれました。 > 誰かの営みの本質的価値を見出し、幸福をともに見つめる。そんなあり方・生き方・働き方に心惹かれる方へ。”

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2015/10/21
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※このレビューにはネタバレを含みます

コピーライター、岩崎俊一さんの作品集であり、 制作の背景となった出来事や想いなどが まとめられた一冊。 この方の、人生を慈しむような視点で 書かれたコピーが好きで、 気になるコピーライターではあった。 今回、作品集として並べられると あぁ、あの作品も…! という発見あり。 それらは、ときには、クスッと笑ったり 共感できたりする、あ、こんな表現で それを語るのか! と、感じ入ることしきり。 あとがきに、 「コピーはつくるものではない。見つけるものだ」 と、コピーの書き方についての考えを 書かれていた。 私たちの中にある、そして言葉にできない…と あいまいにしていることを、ときに 楽しく、あたたかく、思い出させるように 気づかせてくれる。 広告コピーは、やっぱり素敵だと思った。

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2015/08/19

改めて読むと、泣きたくなる気持ちになった。 悲しいというよりも心が震えたから。 やさしくて、すぐそばにいるような 言葉のセレクトや視点にやさしくなれる。 そして、幸福とは何か?を考えさせられる。

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