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シークの美しき獲物 の商品レビュー

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2016/10/18

2015年の1月からの〈ホテル・チャッツフィールド〉の関連作ではありますが、この作品から新章です。 ホテル買収の話に関わりがありつつも、大きく関わっているわけではないので、単品でも楽しめます。 裏路地で妹を傷つけたことに怒りをあらわにする兄と、その恋人。 とはいえ、怒っているのは...

2015年の1月からの〈ホテル・チャッツフィールド〉の関連作ではありますが、この作品から新章です。 ホテル買収の話に関わりがありつつも、大きく関わっているわけではないので、単品でも楽しめます。 裏路地で妹を傷つけたことに怒りをあらわにする兄と、その恋人。 とはいえ、怒っているのは一国のシークで、詰め寄られるのはホテル王という状態。それを目撃したのは、名ばかりの記者の茶汲み係の苦労人ソフィーで、シークは彼女を黙らせるために拉致、そして恋…というシークもの。 わかりやすいシークものらしい展開だが、楽しかった。 詳細は下記 http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5272.html

Posted byブクログ

2016/03/04
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※このレビューにはネタバレを含みます

妹を死なせてしまったと自らの過去を悔い、どんなに自分を犠牲にしても家族を守ると誓ったシーク(砂漠の国の国王)と、非嫡出子である自分を父に認めさせたいと一途に努力を重ねて来た一般女性。 どちらも他人のために自分を犠牲にすることを厭わず勇気ある男女です。 ヒロインは新聞記者でしたが、友達のためにスキャンダルを追いかけている途中、砂漠のシークの妹のスキャンダルを知ってしまい、そのためにシークに異国に連れ去られてしまいました。シークは妹のためにスキャンダルを暴かせまいとし、ヒロインは友達のために暴こうとする。 二人ともが自己犠牲の心を持った人だったので、最後まで嫌みがなく読めました。もちろん、情熱的な恋の駆け引きもハラハラドキドキして楽しめました。まさに「王道」的作品だと思います。

Posted byブクログ