東京23話 の商品レビュー
2019.10.10 私は最高に好み。 東京が大好きだからだと。 すっごく楽しく読ませてもらいました。 こんなに23区全部のことを網羅してるのに感心しました。
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明るく天真爛漫で真っ直ぐな渋谷区、「ピーターラビット」シリーズ等沢山の子供の本の翻訳をした石井桃子さんの杉並区、少女漫画界に革命を起こした女子版トキワ荘のあった練馬区、ノリの良い話し言葉が楽しい金八先生の舞台で下町な足立区が良かった。火事に震災に戦争と何度絶望しても再建する東京都...
明るく天真爛漫で真っ直ぐな渋谷区、「ピーターラビット」シリーズ等沢山の子供の本の翻訳をした石井桃子さんの杉並区、少女漫画界に革命を起こした女子版トキワ荘のあった練馬区、ノリの良い話し言葉が楽しい金八先生の舞台で下町な足立区が良かった。火事に震災に戦争と何度絶望しても再建する東京都も感慨深かった。
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東京の旅行ガイドブックとしてためになった。石井桃子さんのかつら文庫、文京区にいつか行ってみたいと思う。たくさんありすぎることで一体なにがあるのか分からなかった東京のことを、面白く興味深く知ることが出来た。
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どこからでも読めるお手軽さ。本編よりも23区の解説の方がほほぅ、となったり。23区外の武蔵野市編にちょっとアンテナ動いた。
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東京23区のそれぞれについて、擬人化された「区」やビルが語るという形式。各区の特徴や歴史が出ているほか、語り手がいかにもその区らしく、下町の区は下町らしく、山の手の区は少し上品にという語り口が面白い。特に、中央区、文京区、渋谷区がそれっぽくて笑えた。 著者も東京在住8年にして書いたようだが、東京経験のない地方の人には、ちょっと分かりにくいかも。
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東京オリンピックまであと2年! そのオリンピックが開催される首都東京の中でも特別区と称される23区の物語。 23区たちがそれぞれ語る自分たちの物語とは。 港区 今では高級の代名詞とも言える港区。 そんなオシャレなこの区は元々は軍隊の街。 物々しい堅いイメージからセレブの街へ。 ...
東京オリンピックまであと2年! そのオリンピックが開催される首都東京の中でも特別区と称される23区の物語。 23区たちがそれぞれ語る自分たちの物語とは。 港区 今では高級の代名詞とも言える港区。 そんなオシャレなこの区は元々は軍隊の街。 物々しい堅いイメージからセレブの街へ。 そして国立新美術館やサントリー美術館に代表されるアートの街へ。 この変遷は面白い。 目黒区 目黒といったら、サンマ!もいいが、目黒雅叙園が主な話。 初めていった百段階段、式場、それら全てに驚いて、幼い頃行ったタイガーバームガーデンを思い出した。 これを作った天才たちには敬意を示しつつ、やはり天才はぶっ飛んでいる、とぶったまげてしまうのだ。 それぞれの区に歴史あり。 必ず図書館には郷土資料があるものだが、読んでみたくなった。 本書に23区たちが語る話は知っている事もあったし知らない事もあった。 どれも興味深く、愛する東京がますます好きになった。 東京は完成しない街だ。 いつまでも未完成の東京は、名もなき人々がそれぞれ必死で作り、守ってきたり、あえて壊したりしてきて「今」の姿になっている。 これからもきっと未完成の東京。 その魅力は過去も含めてみる事でより強固になる事だろう。
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23区と武蔵野市と東京都。それぞれが一人称で自分自身や所縁のある人物、場所、歴史について語る。 上京して10年以上たつ(いまは神奈川県住み)けど知らない場所が多くて、へえ〜と思うことが多かった。 台東区、墨田区、大田区、豊島区、東京都の話が特に好き。 さっぱり東京のことを知らないとあんまり楽しくないかもしれないな。
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東京23区を擬人化して、 それぞれの区ごとに、その思いの丈?を語らせた、 23話+おまけ2話の、エッセイ調の短編集です。 現在から、過去の古き善き時代を振り返る体で、 主に戦後復興期~高度成長期~バブル期の様子が、 小気味よく語られています。 個人的には、在住の大田区羽田のご...
東京23区を擬人化して、 それぞれの区ごとに、その思いの丈?を語らせた、 23話+おまけ2話の、エッセイ調の短編集です。 現在から、過去の古き善き時代を振り返る体で、 主に戦後復興期~高度成長期~バブル期の様子が、 小気味よく語られています。 個人的には、在住の大田区羽田のご近所にある、 穴守稲荷の昔の大鳥居のお話から入りましたが、 どのお話も、雑学ぽくって、面白く読めました。 巻末の、2015年8月のあとがきには、 「あっという間に古くなってしまう描写が 多々あるんだろうな」と書かれていますが…、 まさか、そのちょうど1年後に都知事が変わり、 さらに、豊洲市場への移転が延期になるなんて、 まったくもって、ビックリでそぅね!? 本作品の元ネタは、新聞の連載企画でしたが、 それぞれの区の歴史の一端が、雑学となって、 それぞれの区に愛着のよぅなものも感じます。 これでは物足りない方もおられるでそぅが、 ボクは、この手の企画本、結構、好きです。 なので、評価は、ちびっとだけ甘めですね。
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図書館で借りたもの。 東京23区(と武蔵野市と東京都)が語り手。 それぞれが短いから読みやすいけど、少し物足りなさも感じた。 東京の歴史を知ることができた。
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東京で生まれ育ったけど、知らないことが沢山あって面白かった。 北区の旧古河庭園に行ってみたい。練馬区の大泉サロン…。なんて素敵なことがあったんだ、と。
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