鎌倉香房メモリーズ(2) の商品レビュー

阿部暁子(著者),げみ

2018/02/10

1作目読了からだいぶ時間が経ってしまったけれど、無事読了。
季節は夏へうつろい、その強い陽射しにじりじりと焼かれるように、今はいない人の存在を強く感じさせる四篇の連作。
久しぶりに本を読んで泣いたなぁ。
オレンジ文庫ごときに(失礼)泣かされるとは、わたしもまだまだだなぁ。

古都鎌倉のゆったりとした空気と、どこからかいい香りがしてくる気分。慌てて続きも購入しました。

2017/12/11

雪弥さん兄がすごくインパクト強かった…！完璧でクールに見える雪弥さんだけど、いろいろな事情があったり弱い部分もあるんだなあとちょっとせつなくなりました。そんな部分を香乃ちゃんが無意識に救ってあげてるんだろうなあと思います。それと同時に高橋くんが雪弥さんの友達で良かったなあと！高橋くんの人懐っこさと明るさがすきです。

2017/05/13

おとなしいようで芯の強さをみせる香乃の様子に目が離せません。
少しずつ明かされる雪弥のことに切なくもなりました。

2017/03/21

人の事にここまで熱く関わる事が難しい世の中で、些細なことも見逃さずに心に寄り添うことができる人達だと思いました。

2016/12/23

鎌倉のお香のお店を舞台に、店主やその周りの人たちの日常を描いたライトノベル第二弾。
一巻は、店主の孫とそのアルバイトの淡い恋愛が展開されて行く、よくある話かと思ったけど、意外とそうでもない。
周りの人間が心に悲しみを抱えていたり、見た目と違うことを考えていたり、死にたいと思っている人間に対して生きろというのは正しいのかなど、人間の心の中とそれに対する周りの反応が色々描かれていて、割と面白いと思うようになってきた。

2016/12/10

シリーズ2作目。
夫婦、親子、家族、恋人、
それぞれに切ない話が多かったですが
レギュラーメンバーのキャラに救われます。

どんな一面を持っていても、
受け入れ大切に思っているという
香乃ちゃんの気持ちはなかなかの男前です。

2016/12/07

今回は死とか家族間の不和とかにまつわる重めの話が多かったように思いますが、どの話もそれに関わる人たちの思いや行動が適切で、気持ちを切り替えたり決着が付いているので暗くならずホッとできる思いで読めました。それに今回初登場の雪弥叔父の雪哉を上回る毒舌キャラがいたくお気に入りです。是非とも今後頻繁に絡んでください。

2016/11/07

いい子だなぁ。感情の香りの受け止め方がしっかりしてる。祖父母が素敵だからかな。面白いキャラも登場。ラストのあれは進展ありってこと？続きが気になる！

2016/11/06

ちょっとうるっと来ました。

物語に登場してくる人々の
家族の話でしたね

なぜ、仏壇にお線香をあげるのだろう
とふと思っていたことが
この本を読んでわかりました。

せめて香だけでも
届いて欲しいですね

2016/08/28

今回は４話とも切なく胸が痛む話だった(--､)しかし、どの話も最後には心暖まる良い方向へ(*´-`)そして香乃と雪弥の幼い頃の話、三春と銀二の馴れ初め、更に雪弥の家庭事情が明らかに(￣□￣;)!!