プロフェッション の商品レビュー
IN POCKET連載「螺旋の呪詛」改題。 4年ぶりのSTシリーズ。 事件の面白さ、個性的な登場人物とやりとり、読みやすさ、とても面白かった。 改めてシリーズ初めから読んでみようと思った。
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待望のST最新作。大学の研究室の3人が連続して誘拐され、翌日には解放されると言う不可解な事件に臨むSTの面々。 登場人物のキャラはそのままで、相変わらず、読んでて楽しい。今回は赤城の出番は少なく、メインは青山のプロファイリング。黒崎の武道の場面もほとんどなく、もう少し、ページ数が...
待望のST最新作。大学の研究室の3人が連続して誘拐され、翌日には解放されると言う不可解な事件に臨むSTの面々。 登場人物のキャラはそのままで、相変わらず、読んでて楽しい。今回は赤城の出番は少なく、メインは青山のプロファイリング。黒崎の武道の場面もほとんどなく、もう少し、ページ数が多くてもいいから、いろんなメンバーを活躍させて欲しい。
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久しぶりのシリーズ新刊がうれしくて手に取った。事件よりもチームの面々の異能紹介の感があり、シリーズ読者としては肩透かし。このままシリーズ再開となって、STならではの活躍を見せてくれるようになるならいいのだけど。
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久々のST。映画では終わってしまったけど、小説ではまだまだチーム続いてます。今回は益々チームワークが良くなったような気がする。
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今野敏さんが抱える多くの警察小説のシリーズの中でも、異色の存在であるSTシリーズ。本作は、STシリーズの約4年ぶりの新刊にして、初のハードカバーである。 立て続けに発生した3件の連続誘拐事件。いずれも、被害者は翌日には解放されたが、「呪い」をかけられていた…。全員が、解放か...
今野敏さんが抱える多くの警察小説のシリーズの中でも、異色の存在であるSTシリーズ。本作は、STシリーズの約4年ぶりの新刊にして、初のハードカバーである。 立て続けに発生した3件の連続誘拐事件。いずれも、被害者は翌日には解放されたが、「呪い」をかけられていた…。全員が、解放から2週間ほど経過すると、救急搬送される事態に。これは呪いの効果なのか? STシリーズについて簡単に触れておこう。科学捜査研究所に籍を置く5人のSTメンバーは、それぞれ得意分野を持つスペシャリスト集団である。5人と刑事たちの個性ががっちり噛み合い、事件は必ず科学的に解明されるのが、魅力であり読みどころ。 「呪い」などという捜査員を動かしにくい事案こそ、彼らの出番なのだ。例えば、『ST警視庁科学特捜班 青の調査ファイル』では、心霊現象を扱っている。序盤で早速唸らされる。「呪い」は決して馬鹿にできない。あくまで深い知見に基づき科学的にアプローチしながら、柔軟性も持つ。そして、周囲の人間たちも動かされるのである。 今回はリーダー格で法医学担当・赤城と、プロファイリングを得意とする文書担当・青山の活躍がメインである。「呪い」の正体は、比較的早く判明する。これは僕も聞いたことがあった。専門知識を悪用した一例である。そうなると、残る焦点は、真犯人が誰か…。最後の詰めに、青山や、翠・黒崎の人間嘘発見器コンビも、悩む。 舞台となった大学研究室の人間関係を探るうちに、構図が見えてくる。そして、予想外のキーワードが飛び込んできた。ミステリーにはおなじみの、あの言葉。この言葉の意味を、極めてステレオタイプにしか理解していなかったことを知る。公判は難儀するだろうが、STの力がなければ、決して解決しなかっただろう。 長すぎず、テンポよく読めるのもこのシリーズの魅力だ。本作以外のシリーズ既刊作品は文庫化されており、強力にプッシュしたい。沖ノ島が世界遺産候補となった今、シリーズ前作の『ST 沖ノ島伝説殺人ファイル』などいかが?
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久々にSTが長編で復活。少しずつだけどチームとしてまとまってきたような気もする。今回は意外性もなかなか。
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