おひさまジャム果風堂 の商品レビュー
心がほっこり温かくなる本でした。 登場人物、ほぼみんないい人たちで、どんな状況でもなんとかなるのかな、大丈夫って思える、背中を教えもらえる本でした。
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ホームドラマみたいで優しかった。「焦んなくてもいいんだよ。少しずつゆっくりやれば、いずれ出来上がるんだから」。じわじわと温かい気持ちになる。根っ子が大らかなこういう本はすき。日常のごはんの描写も楽しかった。一方で甘いフレンチトースト丼のインパクトも凄かった。飛んでいる割に何となく...
ホームドラマみたいで優しかった。「焦んなくてもいいんだよ。少しずつゆっくりやれば、いずれ出来上がるんだから」。じわじわと温かい気持ちになる。根っ子が大らかなこういう本はすき。日常のごはんの描写も楽しかった。一方で甘いフレンチトースト丼のインパクトも凄かった。飛んでいる割に何となくありそうでリアル。舞台に戻ることにはつい若干の不安が残った。さらさらと読めたけれど、ウィスパーの洒落だけは引いてしまった。相手は小学二年生だから物凄い流されたけれど、二十七歳男子って、若いんだなあ…。
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昔から、勉強ができなさそうな男子というか 本を読まなさそうなヘラっとした感じの男子が好きではなかったなぁ・・・ そう、ちょうどこの物語の主人公のような男子が(笑) 主人公の拓真(職業スーツアクター(但しヒーローにやっつけられる方))は 口は悪いし本も漫画しか読まなそうだしきっと...
昔から、勉強ができなさそうな男子というか 本を読まなさそうなヘラっとした感じの男子が好きではなかったなぁ・・・ そう、ちょうどこの物語の主人公のような男子が(笑) 主人公の拓真(職業スーツアクター(但しヒーローにやっつけられる方))は 口は悪いし本も漫画しか読まなそうだしきっと難しい漢字も書けなさそうだ。 だけど家事もこなすし、ジャムも煮ちゃうし 妹の子だって育てちゃうし なによりめちゃめちゃいい奴なのだ。 そうか、、、ヒーローってやつは 普段はヘラヘラしていて 本当にかっこいい姿を簡単には見せたりしないんだな。 いや違う、 見た目はヘラヘラでも不器用に真っすぐに 心温かく生きているからヒーローなんだ。 ちょっとしたサプライズも仕掛けられていて 楽しく読めます。 心が疲れ気味の女子におすすめです。
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亡くなった妹の子供を引き取った、ヒーローになりたい男の話。すごく感動するというわけでもないけれど、なんとなくあたたかい。 2017/1/3
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東北の片田舎。地元の遊園地で 戦隊もののスーツアクターをしている27歳の 拓真は、急逝した妹の子ども・昌を引き取ることに。 何事も無関心だった昌が唯一興味を持ったのが ジャム作りで…。ハートフル・ストーリー。
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2016.8.17 読了 東北の地元の遊園地で スーツアクター(ヒール)をやっている 拓真。 拓真の妹で 高校卒業してから ほとんど音信不通になってた妹が 急死したとの知らせを受けて その子供 昌(小学2年)と 急遽 いっしょに住むことになる。 いろいろあって 無表情な...
2016.8.17 読了 東北の地元の遊園地で スーツアクター(ヒール)をやっている 拓真。 拓真の妹で 高校卒業してから ほとんど音信不通になってた妹が 急死したとの知らせを受けて その子供 昌(小学2年)と 急遽 いっしょに住むことになる。 いろいろあって 無表情な昌。 拓真との共同生活で。。。 ほっこりできる話でした。 続編が あったら 読みたいかも~
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遊園地でスーツアクターをしている拓真と、 急逝した妹の遺児で、無口な小学生の昌が、 行き当たりばったりの同居生活を始める中、 小さな出来事やアクシデントを経て、 家族になっていく、温かぃ家族小説ですね。 多少、上手くいき過ぎてる感もありまして、 もっと、人の嫌な面も描かれていれ...
遊園地でスーツアクターをしている拓真と、 急逝した妹の遺児で、無口な小学生の昌が、 行き当たりばったりの同居生活を始める中、 小さな出来事やアクシデントを経て、 家族になっていく、温かぃ家族小説ですね。 多少、上手くいき過ぎてる感もありまして、 もっと、人の嫌な面も描かれていれば、 もっと、深イイ話になったのかも?ですが、 ボクは、ほんわかとした雰囲気も含め、 これでよかったと思います。 ボクは、読書に関しては、素直な方なので、 結構、ミスリードには引っ掛かる方でして、 本作品でも、 終盤で、意外なミスリードが解けた後には、 二人の見方が、さらに変わっていきました。 作品の軸であった家業のジャム屋の再開は、 なんとなく、うやむや感?も残りましたが、 全編で登場した、いろいろなジャム作りや、 ジャムを使った家庭料理とその様子からは、 ぎこちなぃ二人が家族になっていく様子が、 程よく代弁されていました。
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ジャムを煮ているときの、あのなんとも言えない甘酸っぱい香りが好きです♪ 主人公・拓真二十七歳。 遊園地で戦隊ショーのヒール役をしている。 高校卒業とともに家を出ていた一歳下の妹・サトミが突然亡くなり、 その子供・昌を引き取ることに…。 その言動から、最初はただのお調子者のお兄...
ジャムを煮ているときの、あのなんとも言えない甘酸っぱい香りが好きです♪ 主人公・拓真二十七歳。 遊園地で戦隊ショーのヒール役をしている。 高校卒業とともに家を出ていた一歳下の妹・サトミが突然亡くなり、 その子供・昌を引き取ることに…。 その言動から、最初はただのお調子者のお兄さんかと…。 でも、人を助けて命を落とした父親を尊敬し、 女手一つで育ててくれた亡き母のジャム作りの厨房を、 毎日かかさず、ピカピカに磨き上げ続けている…。 自分の根っこが何か、ちゃんとわかっているんですよね。 それにしても、昌が~! そういえば、パンツのゴムの時にやけに大騒ぎしてましたよね。 昌がジャムを煮ながら、木べらで母の名・サトミの文字を書いているシーンは胸が痛みました。 拓真のために、昌が初めて作ったお弁当。 (ご飯の上に、甘いフレンチトーストがのっている!) 拓真はこの先、いろんな意味で(笑)このお弁当を思い出すんだろうなぁ…。 ジャムを煮詰める作業って、どこか”人”と通じるものがあるような気がします。 「アクを取りきってしまうと、ただ甘いだけのジャムに成り下がる。アクは風味なんだ。」 「焦んなくてもいいんだよ。少しずつ、ゆっくりやればいずれでき上がるんだすけ。」 拓真が必死にリハビリする姿を見て、心を入れ替えた店員のように、 たとえ結果はどうあれ、懸命に努力する姿は心を打ちます。 もう、立派なヒーローです!
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ジャムはあの日の記憶を蘇らせる 思い出の瞬間にはいつもジャム 母の愛、兄妹の思い 甘いジャムのように人生あまくない ちょっとした酸味が醍醐味だ。
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人生、ジャムのように甘くはない。でも、どんなにかっこ悪くても、誰かのために必死に一生懸命なら、その人はヒーローなんだ。
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