日常を拓く知(5) の商品レビュー
人文学の視点で旅について考えたエッセイ集。冒頭にはそうした視点獲得するために学問があると説く。そして学問的であることと、知的であることが別のことであることにもふれている。また、旅と旅行の違いも説明がある。わかっていそうでそうでないことに気づかせてくれる1冊となった。 本書から得...
人文学の視点で旅について考えたエッセイ集。冒頭にはそうした視点獲得するために学問があると説く。そして学問的であることと、知的であることが別のことであることにもふれている。また、旅と旅行の違いも説明がある。わかっていそうでそうでないことに気づかせてくれる1冊となった。 本書から得られた旅に関するキーワードは、孤独、自立、偶発的、日常と非日常、地理的空間力、旅=芸術の非日常性など。それぞれの旅の目的を考えることが、内面的な豊かさにつながるといえそうだ。
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