台所に敗戦はなかった 戦前・戦後をつなぐ日本食 の商品レビュー
身近な材料でいかに工夫して食べるか。戦前戦後の料理本には自由な発想と知恵と工夫が満載だったことに驚かされる。和食の本質はその柔軟性だという著者の考えに共感。こんなに世界中の料理からアレンジしてオリジナル料理を生み出し続けている国ってあまりないのでは。
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戦前戦後、いかに食糧事情が悪くとも、手元にあるものをいかに美味しく食べるかに尽力してきた日本の台所を語る一冊。 古い料理雑誌などからレシピを転載しつつ、しっかりその料理を作って食べている魚柄さんの感想も面白い。 ここで紹介されるほとんどのレシピ、飽食の現在わざわざ真似てみようとは...
戦前戦後、いかに食糧事情が悪くとも、手元にあるものをいかに美味しく食べるかに尽力してきた日本の台所を語る一冊。 古い料理雑誌などからレシピを転載しつつ、しっかりその料理を作って食べている魚柄さんの感想も面白い。 ここで紹介されるほとんどのレシピ、飽食の現在わざわざ真似てみようとは思いませんが、奈良漬けのサンドイッチなどはとても美味しいらしく、今でも受けそうなレシピもいくつか。 バターが手に入らなければ味噌で代用。それ、代用になるの…?と思うような当時の発想、工夫が満載でした。
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戦前・戦中の婦人雑誌を渉猟して食にまつわる当時の創意工夫をまとめた労作。美味しいものを手軽で安価に求める主婦の努力がしのばれ興味深いが、掲載されている記事が雑多すぎてまとまりに欠ける。
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あまり美味しそうではないが、情報が不足する中、手に入るモノで如何に工夫するかを考える当時の人々に頭が下がる。
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海外から入ってくるレシピを、どんどんもう、和食にしてきた日本。なきゃないで、手近なもんでやっちゃおうという発想は、毎日の飯作りにも繋がるな。 料理ってのは、あるものを、食べ飽きないように美味しく取り入れる工夫で、その中で一定の評価を得たものが料理名つけられて残るんだろうねえ。 個...
海外から入ってくるレシピを、どんどんもう、和食にしてきた日本。なきゃないで、手近なもんでやっちゃおうという発想は、毎日の飯作りにも繋がるな。 料理ってのは、あるものを、食べ飽きないように美味しく取り入れる工夫で、その中で一定の評価を得たものが料理名つけられて残るんだろうねえ。 個人的には、サンドイッチと寿司の類似性が面白かった。
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