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おしゃれと無縁に生きる の商品レビュー

3.5

14件のお客様レビュー

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2024/01/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「おしゃれと無縁に生きる」のおしゃれの部分が重要なのではなく、そんなこと考えるよりもっと大事なことがあるでしょう!?という意味だった。村上さんの少しキツイとも取れる主張や言い方に信頼感を得たし、考え方も面白いなと思った。ただ私はおしゃれも好きだし、おしゃれのことを考えるのも好きで、そういう考えても無駄みたいなことを考え続けていたい人生だなと思いました。

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2022/10/10

日本のあらゆる現状について苦言を呈している。 その上で、こうすればいいとか著者なりの打開策も提案されていたら面白かったなーと思う。 そんなこと自分で考えろ。という本なのかも。

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2018/10/09

GOETHEに連載されているエッセイ集. ・情報量と人的ネットワークの向上がない加齢は救いようがない ・どんなにガバナンスを強化しても「ほめられたい」「けなされたくない」という根源的な欲求を抑えることは不可能 ・仕事と家族の過ごす時間配分を実現するのに必要なのは経済力. ・重要な...

GOETHEに連載されているエッセイ集. ・情報量と人的ネットワークの向上がない加齢は救いようがない ・どんなにガバナンスを強化しても「ほめられたい」「けなされたくない」という根源的な欲求を抑えることは不可能 ・仕事と家族の過ごす時間配分を実現するのに必要なのは経済力. ・重要なのはどんな状況でも危機感を持つこと. ・経営者と従業員の間に必要なのは信頼であって忠誠心ではない. ・カネで信頼は買うことは出来ない. ・信頼を得るには「誠意あるコミュニケーション」の継続しかない. ・好奇心を失わず,興味があることに積極的に接していれば,いつか必ず何かにであう. ・メンタルの強さは,様々な意味のトレーニングを重ねた結果. ・質問は何を知りたいか自ら把握し,それを正確に相手に伝える必要がある. ・イノベーションを生み出した人物の共通点は「実行した」という事.

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2017/12/18

好きな作家のエッセイなので、変わらないといえば変わらないし当然ある変化はあるし。村上龍は村上龍。個人的には面白かった。

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2017/03/16

大人なら共感できる! 村上龍さんのこのエッセイのシリーズは本当に好み。読むと頭が良くなった気分にさせてくれるテクはさすがです。

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2016/10/04

読むとなんだか楽になります。作中でただ「読書」と書けばいいところ、「漫画を含めた読書」と表現してあって、非常にうれしい気持ちになった。社会的地位もお金もありあまるほど持っている作者だが、世間一般の「生活」においてもバランス感覚を持っていると感じた。こんな人が政治家になってくれたら...

読むとなんだか楽になります。作中でただ「読書」と書けばいいところ、「漫画を含めた読書」と表現してあって、非常にうれしい気持ちになった。社会的地位もお金もありあまるほど持っている作者だが、世間一般の「生活」においてもバランス感覚を持っていると感じた。こんな人が政治家になってくれたらおもしろいと思うのに。 2016.10.4読了

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2016/07/31

コインロッカーベイビーズ等、村上龍の小説が面白かったので、たまたま見つけたエッセイも購入した。 小説を読んでも感じるが、難しい言葉、言い回しを使わずに、とても分かりやすい文章を書く作家だと改めて感じた。 「人間の根本的な悩みを解決するためには、経済的な悩みを解決することが重要」等...

コインロッカーベイビーズ等、村上龍の小説が面白かったので、たまたま見つけたエッセイも購入した。 小説を読んでも感じるが、難しい言葉、言い回しを使わずに、とても分かりやすい文章を書く作家だと改めて感じた。 「人間の根本的な悩みを解決するためには、経済的な悩みを解決することが重要」等、日ごろから漠然と考えていたことを、再度活字を通して考えを整理できた気がした。 他の小説も読んだみたいと思う。 <印象に残った言葉> ・今は違う。短期と中長期、仕事と人生、それぞれの目標を設定できない人は、不利な生き方を強いられる。<略>どれだけ「モーレツ」に働き、どれだけ自己犠牲を払っても、目標が無い場合は単なる自己資源の浪費に終わってしまう。 (P52) ・借金で首が回らない、失職して再就職先がない、給料が安くて家庭が不和になった、そのほとんどが「経済力」に起因している。経済力の強化以外、解決策はないのに、他に何か要因があるかのような幻想をメディアは垂れ流し続けている。(P70)

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2018/04/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

"これまでまったく存在しなかったような製品でも、そのアイデアと技術開発の基本は 組み合わせ だと考える。地球上にすでにある素材を用いて、すでにある技術、知識を独自に組み合わせて新しい技術と知識を獲得していき、それまで見たことのなかった製品を生み出す。"

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2016/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2015年の57冊目です。 村上龍の有料メールマガジンの記事をまとめたエッセイ的な本です。 彼の小説の過激さとエッセイの内容には、いつもギャップがあります。 現実をシニカルに洞察していると言えるかもしれない。 彼の最近のキーワードは「死なないこと」だ。 現在の日本において、若者にとって「死なないこと」、それがすべてだと。 諦念の境地からの彼の呟きのようにも聞こえる。 また彼は、お金で幸福は買えるかというテーマの中で、こう書いている。 「世界中が敵に回っても、あの人だけはわたしを理解し、わたしの側に立ってくれるだろう」というような信頼は、金銭からは生まれようがない。 青二才の青年が口にすると、心細い叫びにしか聞こえないが、 あの「コインロッカー・ベイビーズ」を書いた村上龍が、 今、言っているということに、肚落ち感があります。

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2015/11/30

「おしゃれ」より「普通」になれるよう!!成功よりも「死なないこと」がすべて。「金があれば不幸をある程度回避できる」が信頼は、絶対にお金では買えない!!

Posted byブクログ