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ゆる妖怪カタログ の商品レビュー

3.4

6件のお客様レビュー

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2024/02/13

サクッとした物が読みたくて…。 ってな事で、妖怪文化研究会の『ゆる妖怪カタログ』 ゆるキャラ系の妖怪や名も無き妖怪の絵付き解説本。 妖怪豆知識も中々面白いw 幽谷響って何て読む妖怪か分かる? あれって妖怪の仕業じゃったんじゃなw 2015年56冊目

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2023/05/14

怖くない妖怪の本。 鳥山石燕や北斎季親とかの古典的な絵を使ってるけど、デザインが良くて読みやすい。『一百三升芋地獄』と『稲生物怪録』がかわいくて好きになった。

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2021/02/03

タイトルどおり、紹介されている妖怪たちも構成もゆるくて良い。目で楽しむタイプの本。 ガチ勢・創作勢の資料用というよりは娯楽読書用かな。 図書館で読み切ったが、デザインや装丁が素敵なので自宅の本棚に置いておきたくなった。

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2020/04/15

アマビエも話題になっていたし、ユルめの本が読みたいと思って借りた。(アマビエはいなかった。)件の漢字が人と牛ってことに今まで気づかなかったことに唖然とした…。独自のイラストではなく石燕などの画図を使っており、川崎市民ミュージアム所蔵資料からの図も多くて、今もその資料が無事なのか余...

アマビエも話題になっていたし、ユルめの本が読みたいと思って借りた。(アマビエはいなかった。)件の漢字が人と牛ってことに今まで気づかなかったことに唖然とした…。独自のイラストではなく石燕などの画図を使っており、川崎市民ミュージアム所蔵資料からの図も多くて、今もその資料が無事なのか余計なことが気になった。

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2019/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館に通い始めると、当然ながらのぞいてまわる棚がふえる。ピーチ姫と隣町の図書館をのぞいていて、新着図書の棚に見つけて借り出した。「ゆる妖怪カタログ」(河出書房新社)。2015年に出された本だから、そんなに新しいというわけではない。   こたつに入って、パラパラやっていて、すっかりはまってしまった。世間には、きっと大好き!という人が、結構たくさんいらっしゃるにちがいない。ネットで検索してみると、あるわ、あるわ。早速、「図説日本の妖怪」(河出書房新社)を予約して借り出すという次第。   二冊目を手にしてみると、「妖怪」というものが無数にいるわけではないことがわかる。登場する妖怪たちはほぼ同じだが、出典というか、絵が少しずつ違う。民俗学とかの、まじめな研究対象だったりするので、「日本の妖怪」のほうは、妖怪研究の大家(?)小松和彦とかが解説していたりもしているのだが、「ゆる妖怪カタログ」は解説も絵も、なんというか、ユルイのが気楽で面白い。   気に入った三大妖怪は、まずは、「化け猫」。   写真を見ていただくと分かるが、まあ、でかいのはでかいのだが、愛嬌があって可愛い。猫を飼うに際して「三年は飼ってやるからな。」と念を押さないと、こういうことになるらしい。特に、しっぽの先が二つに割れている猫を「猫また」といって、こうなってしまいやすいので、要注意なんだそうだ。   化ける修業というのも当然あって、阿蘇山にある根子岳が本場らしい。修業して帰ってくると、地域の猫の頭領として暮らすのだということで、ベランダでごろごろして、あてがい扶持のキャットフードに喉を鳴らしているようでは、とても化けたりできないようだ。もっとも、十年を超えている場合は、ちょっと様子に注意したほうがいいかもしれない。   二つめが「寝肥」。  「ねぶとり」と読むらしいのだが、女性に特化した妖怪らしくて「寝惚堕」とも書くらしい。「大いびき」というのもその特徴らしいが、まあ、いびきはともかく、どこにでもいるんじゃないかと思うのだが、やはり「妖怪」は妖怪、太った女性は太った女性。間違って太めの女性にむかって「妖怪」などという言葉を口にすると、セクハラ地獄が待っていることになるにちがいない。      現代では、こういう妖怪を笑うことすら危険を伴うかもしれない。   三つめが「ろくろ首」。  これは、まあ、誰でも知っている妖怪の定番。やっぱり女性の妖怪で、寝ているときに首だけ動き回るのだそうだ。   仙台藩のお侍が、夜遅く帰ってくると、屋敷の塀の上で、瓦を枕に寝ている妻の頭があった。そこで、そっと杖で触ると消えた。寝所に入ると、妻が寝ていて「今、あなたの夢を見ておりました。」といったそうだ。侍は「首を長くして、恋しい人を待つ」という言い回しがあることを思い出して納得したそうだ。ははは。   もっとも、この妖怪は世界中に生息しているらしく、呼び名もさまざまで「抜け首」、「糸首」、「飛頭蛮」、北アメリカでは「尸頭蛮(しとうばん)」というそうだ。なんで英語じゃないのか不思議だが、夜になると活躍するのは、同じらしい。   他にも、口が二つあって大食いの「二口」とか、星空にあらわれる、劇場型妖怪「大首」とか、笑える妖怪が色々いるのだが、今回はここまで。(S)

Posted byブクログ

2015/09/20

コワモテだけど隙がある、さして害がない、小さすぎる……『図画 百鬼夜行』『化物尽絵巻』『稲生物怪録』など人気の妖怪絵等から滑稽で可愛らしい、ユルさ漂う100超の妖怪が一挙集合。

Posted byブクログ