岡田斗司夫の愛人になった彼女とならなかった私 の商品レビュー
若くて可愛い女の子に、優しく底なしの肯定感を与えることで、自分に夢中になってくれることを楽しむオッさん。まともな交際経験を持たず自分では踏み出せない、棚ぼた幻想を抱く若者。欲しいのはお母さん、無条件に自分を肯定してくれる存在。 イマドキの若者事情の知識として。恋愛への対処法やノ...
若くて可愛い女の子に、優しく底なしの肯定感を与えることで、自分に夢中になってくれることを楽しむオッさん。まともな交際経験を持たず自分では踏み出せない、棚ぼた幻想を抱く若者。欲しいのはお母さん、無条件に自分を肯定してくれる存在。 イマドキの若者事情の知識として。恋愛への対処法やノウハウを得るため。商業的に売れるもののアイデアとして。少子化対策の要因として。教育の不足部分を知り補うために。いろいろな応用ができそうです。
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人々の承認欲求について言及した本。恋愛という実例から考察をしていく様は読んでて楽しかった。 前半は筆者の体験談とか、それこそ筆者本人の承認欲求を満たすための文章なのかと思い、結構読み進めづらかったが、各人の恋愛との向き合い方を描き、一見「人を愛する」ということに見える行動が、「自...
人々の承認欲求について言及した本。恋愛という実例から考察をしていく様は読んでて楽しかった。 前半は筆者の体験談とか、それこそ筆者本人の承認欲求を満たすための文章なのかと思い、結構読み進めづらかったが、各人の恋愛との向き合い方を描き、一見「人を愛する」ということに見える行動が、「自分が愛されたい」だけであるということにすぎないということを見出していた。実際そうかもしれないけれども…。最終的には、「相手がどう思うか」を意識して行動できれば、自分の承認欲求の問題は避けられないにしろ、それでよい気もする。 「サークラ」という言葉の響きからは伝わらない、筆者の、「恋愛弱者」に対する思いやりがこの本にはつめられていたように感じた。
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