菊池省三、最後の教室 の商品レビュー
かなり好きな一冊。今まで読んだ菊池先生の書籍の中で、一番好きだと感じた。子どもたち一人一人と向き合うことを、自身も忘れないようにしたい。 上手くいったストーリーとして、というよりも、ただ自分にできることを必死に教員として行う、そのために学び続ける重要性がよくわかった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これぞ菊池先生と感じた。 子どもをよく見る目。 待つ心構え。 やっぱり自分たちは見てるようで見てないのだと思う。 菊池先生が待てるのは子どもをよく見ているからだと思う。 今、この子にこれを言っても素直に受け取らない、 反発をくらうだけだというのは 普段からよく見てる証拠だ。 もちろん褒められるのも見てる証拠。 観察力と洞察力の高さが流石と思った。 「見る」は「学ぶ」とも言える。
Posted by
全国的にも荒れていると言われる北九州の小学校で、学級崩壊したクラスを立て直し続けてきた菊池省三。そんな彼が、小学校教師として最後の学級を担任した2年間を、教え子である著者が追いかけたドキュメンタリーです。1人も見捨てないという子ども達への愛情に、教師という職業の偉大さを感じます。
Posted by
学級に在籍するひとりの男の子の成長を軸に、子どもたちの2年間の変化にふれることのできるノンフィクション。 菊池省三先生の存在感、余裕のあるさじ加減、子どもたちから見た先生の姿、戸惑い、そして成長。 集団の中で子どもが成長していくことの素晴らしさ、学校だからこそなし得る実践に、...
学級に在籍するひとりの男の子の成長を軸に、子どもたちの2年間の変化にふれることのできるノンフィクション。 菊池省三先生の存在感、余裕のあるさじ加減、子どもたちから見た先生の姿、戸惑い、そして成長。 集団の中で子どもが成長していくことの素晴らしさ、学校だからこそなし得る実践に、何度も息をのみました。 公教育の可能性を感じることのできる一冊でした。
Posted by
菊池先生の教職最後の2年間、その教室で変わっていく子供たちの姿を追ったドキュメンタリー。 菊池実践の具体像が見えて大変興味深かった。
Posted by
自己肯定感と、自分を成長させる力、その他諸々、教え育てることは数々あれども、何より一番大切なのは、クラス内での高め合いを生み出すためのアプローチですね。それにしても、新潮社から出ているのね、この本。
Posted by
- 1