旅の闇にとける の商品レビュー
小説ではなく旅行記。それも、こちらの国についてはいつーーーまでも長くて、こちらの地域はホントにちょっとしたエッセイ、みたいな、筆の赴くままに連載を重ねました、みたいな。 でも元々描写のすばらしい小説家さんだと、旅行記のちょっとした風景説明も、まるでその場に立っているかのように感じ...
小説ではなく旅行記。それも、こちらの国についてはいつーーーまでも長くて、こちらの地域はホントにちょっとしたエッセイ、みたいな、筆の赴くままに連載を重ねました、みたいな。 でも元々描写のすばらしい小説家さんだと、旅行記のちょっとした風景説明も、まるでその場に立っているかのように感じられる文章。やっぱりそこがすごい。
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世界を旅する中で描かれた物語。 アフリカから中国、タスマニアまで。 自然の力と現地で生きる人々の息遣いが聞こえるよう。 2015.10.12
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乃南さんが行った旅先の風景とか現地の人の様子が伝わってきて楽しかったです。ミャンマーの回で「それでも時が流れた」という一文が心に響きました。 表紙も良かったです、ホントにある場所かなぁ。
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旅中に読んだ作品。深夜特急のようなものを期待していたけれど、違った。作者が海外旅行をして、いろんなものを見て、こう感じました、というのを小説家の表現で描いているだけであって、紀行文としても読みごたえがなかった。作者が各地で感じた事というのも、あくまで普段仕事をしている人間が、海...
旅中に読んだ作品。深夜特急のようなものを期待していたけれど、違った。作者が海外旅行をして、いろんなものを見て、こう感じました、というのを小説家の表現で描いているだけであって、紀行文としても読みごたえがなかった。作者が各地で感じた事というのも、あくまで普段仕事をしている人間が、海外で非日常に出会った、ということをつらつら書いているだけであり、旅の雰囲気とかあの独特のひりひりした感じがない。旅に憧れる人ならば面白いかもしれないけれど、旅を多くしている人にはありきたりにおもえてしまう作品。
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