リケジョ中辻涼の幽霊物件調査ファイル の商品レビュー
ミステリによくありがちな「男の主人公(探偵役)モテモテ現象」の女性版を初めて見かけたかもしれない 理系パワーでなんでも解決!を目指す...という根本のところが中盤以降かなりブレブレ。恋愛モードになってからのパートは恋愛小説なんだか官能小説なんだか、みたいな空気すらあって(気持ち...
ミステリによくありがちな「男の主人公(探偵役)モテモテ現象」の女性版を初めて見かけたかもしれない 理系パワーでなんでも解決!を目指す...という根本のところが中盤以降かなりブレブレ。恋愛モードになってからのパートは恋愛小説なんだか官能小説なんだか、みたいな空気すらあって(気持ち悪さで)読み続けるか迷った。ホラーパート以上に生理的なアレが来た。
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ミステリ。ホラー。 後半は悪くないのですが、前半が流石に退屈。 ミステリとしても、ホラーとしても中途半端な感じ。
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心理現象と言われるものは、すべて化学で証明できる、と 信じている主人公の就職先は、不動産会社。 シミも音も、すべて解明できるのはすごいな、と。 それによって、今回の物件の虫やら濃度値やらも たちまち解決するのだろう、と思ったら違いました。 そこの管理人たる男性と、何度も会ったり...
心理現象と言われるものは、すべて化学で証明できる、と 信じている主人公の就職先は、不動産会社。 シミも音も、すべて解明できるのはすごいな、と。 それによって、今回の物件の虫やら濃度値やらも たちまち解決するのだろう、と思ったら違いました。 そこの管理人たる男性と、何度も会ったり 住人と会話して、奇妙な状態になってみたり。 化学ですべてを解決する話ではない? と思い始めた矢先 そうっと混ぜ込まれた部分が大きくなった感じです。 身代わり? 成り代わり? と思っていましたが そんな現実はなく、進んで終了。 女の方がしたたかですね、という感じではありましたが 思い出ができたというべきか、思い出にすべきか。 小さな謎が残った感じですが、それはそれで 不思議な状況で終了、です。 最後も…白骨死体、なので違うと分かっているのに そちらを考えてしまいました。 着ているもののせいなのは、重々承知してますが。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
動産会社の「幽霊物件調査部」で働く中辻涼は京都のいわくつき物件「ハイツ槇野」の調査に赴き、調査をするうちに大家の槇野と親しくなる。ホラーですねぇ。でもホラー部分より人間の怖さが・・・。主人公に山脇さんがいてくれてよかった。
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流行りの日常系ミステリかと思ったら、普通のホラーだった。ミステリ要素もなくはないけどほんの少し。リケジョである必要性はあまりなく(要するにただオカルトを信じたくないだけ)、主人公涼の性格もブレブレな感じ。 文章もなんだかぶつ切りで、この作家さんの本は多分もう読まない。
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なんだか表紙の印象とは大分違った内容だった。勝手に連作短編だと思ったけどそうじゃなく一編。ジャンル的には幽霊物件、理系女子、悲恋、とダウナーな方向に振り切ったバランス。読み終わってみて構成は上手いと思うし、瑕疵物件の調査方法なども知れたし、結果的に十分楽しめた。 けど話が面白くな...
なんだか表紙の印象とは大分違った内容だった。勝手に連作短編だと思ったけどそうじゃなく一編。ジャンル的には幽霊物件、理系女子、悲恋、とダウナーな方向に振り切ったバランス。読み終わってみて構成は上手いと思うし、瑕疵物件の調査方法なども知れたし、結果的に十分楽しめた。 けど話が面白くない。唐突に主人公が盲目的に色恋に走って当事者になってしまうのが他のキャラものミステリとは違って面食らう。無駄にエロい、本当に無駄だった。そういうんじゃないんだよなあ…。シリーズ化したら次に期待(ないかな)。
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うーん、オカルトを否定したいのか肯定したいのかよくわからない。あと主人公があんまりリケジョっぽくないのもマイナス点かなぁ。 お話の方向性がもう一つつかめなくて、ちょっと読みづらい作品でした。
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