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セザンヌ解釈 の商品レビュー

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2009/10/07

2007年07月17日 水?で度々先生が取り上げられた本です。ちょっと無理があるかなと思う解釈もなくはなかったが、決して筆者の身勝手な論の展開ではなく、白黒の図版を参考にするだけでも納得させられる解釈が多かった。もうセザンヌの絵画を以前のように観ることができないのは確かである。...

2007年07月17日 水?で度々先生が取り上げられた本です。ちょっと無理があるかなと思う解釈もなくはなかったが、決して筆者の身勝手な論の展開ではなく、白黒の図版を参考にするだけでも納得させられる解釈が多かった。もうセザンヌの絵画を以前のように観ることができないのは確かである。ただセザンヌが作品に忍ばせた判じ絵や、対象に添えた個人的な象徴は果たして「無意識」の産物であったのか?無意識とは何か?それは無作為とは決して同一視できないような気がする。  当書で言及されている『黒い置時計』を中心にレポートを書こうと思う。図書館で借りてきたフロイトの入門書も合わせて読んでみたい。

Posted byブクログ