名画は嘘をつく(2) の商品レビュー
簡潔でわかりやすく面白かった。 深掘りしたい部分もあったが、これは導入書だから深くは書かなかったんだろうな
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名画は嘘をつくと言うタイトルだが、何も画家が引っかけようとして描いている訳はなく、単に我々がその時の時代背景、流行、作家のテーマ等を知らないだけのこと。それを結構メジャーな絵と共に解説してくれる。 この本の前に読んだ「人騒がせな名画たち」と重複するような内容で、実際かぶっている解...
名画は嘘をつくと言うタイトルだが、何も画家が引っかけようとして描いている訳はなく、単に我々がその時の時代背景、流行、作家のテーマ等を知らないだけのこと。それを結構メジャーな絵と共に解説してくれる。 この本の前に読んだ「人騒がせな名画たち」と重複するような内容で、実際かぶっている解説もあるが、それでも絵画好きにはたまらないでしょう。(愛好家には常識的な内容なのかもしれませんが) しかし意外だったな。好きなフェルメールも当時のオランダ絵画のトレンドに漏れず、描かれる物にも含蓄があり、教訓的なメッセージがあると。 「リュートを調弦する女」なんて昔の昼メロ状態。
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シリーズ2冊目。 西洋絵画鑑賞はある程度の知識が必要だが、こちらのシリーズは絵画の知識がなくても楽しめる。 絵画一作品ずつ、興味を引きやすい部分を抽出して 簡潔に解説しているのでサクッと読める。
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「タイトルの嘘」「モデルの嘘」「画家の嘘」「景観の嘘」「時間の嘘」「恋愛の嘘」「設定の嘘」「聖なる嘘」「演出の嘘」「ジャンルの嘘」の10章からなり、たくさんの名画を紹介している。そもそも芸術自体が虚構なんだから、絵画だってその例に漏れない。嘘というのは、絵画の工夫そのものといって...
「タイトルの嘘」「モデルの嘘」「画家の嘘」「景観の嘘」「時間の嘘」「恋愛の嘘」「設定の嘘」「聖なる嘘」「演出の嘘」「ジャンルの嘘」の10章からなり、たくさんの名画を紹介している。そもそも芸術自体が虚構なんだから、絵画だってその例に漏れない。嘘というのは、絵画の工夫そのものといっていい。だから、素直に名画を愉しめばいい本である。ただ、時代によってその虚構の有様は違ってくる。古典絵画と近代絵画とでも違いは大きいし、地域によっても違う。いわゆる勉強になることが多い本だ。
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マネ「草上の昼食」 モネ「ラ・ジャポネーズ」 マネ「オランピア」 ミレー「晩鐘」 ゴッホ「星降る夜」 レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」 ゴッホ「ひまわり」 ミレー「種をまく人」 など、2冊目も、知ってる絵、中には見た絵があって、楽しめました。
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当時、ひとつの作品を作り上げるのに何日くらいかかっていくらくらいで売れたものなんだろう。 もちろんひとによりピンキリなんだろうけど。
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二巻目の収録されている作品は、一巻目(http://booklog.jp/item/1/4479305106)に比べると、見た事がある作品は少なかったです。 ですが、見た事が無いだけに、余計に興味を引きますね。実物を見たくなりました。あぁ、でも多くは海外。日本に来ないかなぁ。
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後世が付けたタイトル、都合の良い解釈・エピソードはニュートンのリンゴの如く。それらの間違い、勘違い、嘘をテーマにリストアップ。図版豊富で解説も切れ味鋭い。
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私が無知なのかもしれないが、知らない画家や作品も多数収録されており、絵画の鑑賞本としても十分楽しめる。宗教画も多く、キリスト教の内容を理解していればより楽しめるのではないかと思うと残念だ。
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