1,800円以上の注文で送料無料

すべてのUNIXで20年動くプログラムはどう書くべきか の商品レビュー

3.7

5件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/07/31

これはすごい。カオスなシェルスクリプトの世界をPOSIXに従って整然と整理している感じ。ぜんぜん咀嚼できていないけど常に手元に置いておきたい本。

Posted byブクログ

2016/09/03

発想や着眼点はいいが,文法の解説がもっとほしい 環境に左右されないシェルスクリプトを作成できるPOSIX原理主義を実践するための情報(TIPS)集となっている。 おそらく普通にシェルスクリプトを勉強していては気づかないような視点で解説されており,参考になる部分がいくつかあった。...

発想や着眼点はいいが,文法の解説がもっとほしい 環境に左右されないシェルスクリプトを作成できるPOSIX原理主義を実践するための情報(TIPS)集となっている。 おそらく普通にシェルスクリプトを勉強していては気づかないような視点で解説されており,参考になる部分がいくつかあった。特に,一時ファイルを作らずにファイルを更新する方法が参考になった。 内容自体は悪くなく,目からウロコの部分もあり参考になった。しかし,以下の不満がある。 1. 文法の解説が断片的で少ない。 2. 後半は独自スクリプト,Web開発での解説。 最初の数十ページで正規表現などの重要な文法の解説や,比較的よく使うコマンドの簡単な解説などされている。しかし,この本自体がクックレシピということで,それぞれの目的を果たすための方法とその解説で構成されている。そのため,冒頭でも書かれている通り,シェルスクリプトの基本文法は他の本での学習を念頭に置かれている。 ただ,POSIXの規格を確認しても,どこが重要なポイントなのかはすぐにはわからない。例えば,globの文法であったり,利用可能な環境変数やシェル変数など。他にも,関数を書くときの注意点,パイプやリダイレクトを使う時の注意点,パフォーマンスの視点など。各レシピで断片的に書かれている印象だった。シェルスクリプトを書く上での定石についてももっときっちりと体系だてて解説してほしかった。 また,他の本といってもたくさん出版されており,どれがよいかを判断するのも難しい。せめておすすめ本を教えてほしかった。 後半部分はCSVやJSONパーサー,全角半角変換などの独自スクリプトや自分にはあまりなじみのないWeb開発における解説となっていて,あまり参考にならなかった。POSIXに準拠してできることはわかったが,長くて複雑になり理解が難しく,目的を果たすだけならブラックボックスのコードと違いがない。POSIXに準拠することで可搬性が高いというのは理解できるのだが,このレベルになると自分で中身を理解するというのはたいへんそうだ。 個人的には,もう少し文法などの説明を増やして欲しかった。 また,掲載されているコードにおいても,もっとよい方法がある場合(whichの代替のcommand -vなど)もあり,疑問をもつところが2-3箇所あった。 発想や着眼点はよく,内容も悪くない。ただ自分には物足りないので,もう少し文法の解説を拡充させた改訂を期待したい。

Posted byブクログ

2015/08/15

どこまで POSIX 準拠のシェル(スクリプト)で色々なことを動作させるか追及している本。内容はクックブック的。 目的は単純だが、実装を深く読むと難しい。 今はさほど必要性が無いのでアレですが、シェルスクリプトでいろいろやる状況(思想)になった場合は重宝しそうな本。

Posted byブクログ

2015/08/07

良かった。タイトルは、「可能な限りPOSIX準拠で」という意味。GNUとFreeBSD系との違いを理解したり、いくつかのコマンドの間でどんな異なる正規表現が使われるかなど、内容はマニアック。 全部かは知らないけれど、大体同じ文面を http://qiita.com/richmik...

良かった。タイトルは、「可能な限りPOSIX準拠で」という意味。GNUとFreeBSD系との違いを理解したり、いくつかのコマンドの間でどんな異なる正規表現が使われるかなど、内容はマニアック。 全部かは知らないけれど、大体同じ文面を http://qiita.com/richmikan@github で読むことができる。

Posted byブクログ

2015/07/25

2015年07月25日(土)発売日なのに,Amazonでは在庫切れになっている・・・ が,2015年07月25日(土)Amazonへ注文した.

Posted byブクログ