成長力を採点! 2020年の「勝ち組」自動車メーカー の商品レビュー
たいへん面白い本です。良く分析されています。 技術的な面、財務的な面、戦略的な面、世界の潮流、日本国内の状況、いろいろなことを総合して国内8社の行く末を分析しています。的確と思います。 ただ、書かれた時期が 2015 年 7 月で、三菱自動車の燃費偽装が発覚する前の話しなので、そ...
たいへん面白い本です。良く分析されています。 技術的な面、財務的な面、戦略的な面、世界の潮流、日本国内の状況、いろいろなことを総合して国内8社の行く末を分析しています。的確と思います。 ただ、書かれた時期が 2015 年 7 月で、三菱自動車の燃費偽装が発覚する前の話しなので、その分は差引いて読む必要があります。まぁこれは、外部の者は誰も予想できないでしょうしね、、、 2020 年にこの予想結果が実際はどうだったか振り返ってみてみたいですね。(^_^) *********************************** 2020年になりました。もう一度読んで振り返ってみました。 結果、よく当たっています。特にトヨタとマツダはなかなか正確です。 残念ながら日産はちょっといまいちですが、しかし、ゴーン逮捕を予測しろというのはなかなか難しく、これはしょうがないかもしれません。 また、当時スズキは VW とケンカしていたときで、本書では今後スズキは VW から離れ、独立してやっていくだろうという結論でしたが、その後スズキもトヨタに近づきましたね。これも予測が外れています。 とはいえ、全体的にはかなり正確と言って良いでしょう。 よく書けています。(しかしいろいろ予想外のことが起こりますね〜)
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所在:展示架 請求記号:537.09 N38 資料ID:11601437 選書担当:矢野 自動車は好き、経済には疎い。そんなあなたにおすすめです。 統計データをベースに、著者の独自視点を交えて自動車メーカーの現在・未来を分析していく本になっています。 1社を称賛するような内容...
所在:展示架 請求記号:537.09 N38 資料ID:11601437 選書担当:矢野 自動車は好き、経済には疎い。そんなあなたにおすすめです。 統計データをベースに、著者の独自視点を交えて自動車メーカーの現在・未来を分析していく本になっています。 1社を称賛するような内容なのでは?と思ったが、そんなことはなく、各社の良い点・悪い点を挙げ、「なぜこんなに良い点があるのに伸び悩むのか?」、「なぜこんなに悪い点があるのに成長を続けるのか?」など、わかりやすく分析している本です。
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業界勢力図やプロフィールのおさらいと言う感じで、タイトルのような中期的な洞察という意味では、少し物足りない。各々の自動車メーカーが抱える課題や、得意分野を浅く網羅するには良いか。例えばスズキの項などは、スズキだけに特化した一冊にした方がより深く面白いだろう。既にそのような本もある...
業界勢力図やプロフィールのおさらいと言う感じで、タイトルのような中期的な洞察という意味では、少し物足りない。各々の自動車メーカーが抱える課題や、得意分野を浅く網羅するには良いか。例えばスズキの項などは、スズキだけに特化した一冊にした方がより深く面白いだろう。既にそのような本もあるから、そちらを読めば良いのだろうが。
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各メーカーの現状がよく分析されまとめられている。でも2020年といえば次期モデル+α程度のスパン。比較的「見えている範囲」なので、将来予測は現状の延長線上に乗っかっていて、目から鱗感はない。やっぱりね、そうだよねという結論が多い。かな。
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