黒博物館 ゴーストアンドレディ(上) の商品レビュー
※このレビューでは上下巻を纏めて扱っています。 ※暴力及び流血、性表現の含まれる作品です。 【印象】 19世紀。 近代看護を生んだ偏執の女、決闘代理人だった幽霊の男。 多くの、熱い展開が好きな人にお薦めしたい作品です。 【類別】 漫画。 アクション、ファンタジー、看護。 作中...
※このレビューでは上下巻を纏めて扱っています。 ※暴力及び流血、性表現の含まれる作品です。 【印象】 19世紀。 近代看護を生んだ偏執の女、決闘代理人だった幽霊の男。 多くの、熱い展開が好きな人にお薦めしたい作品です。 【類別】 漫画。 アクション、ファンタジー、看護。 作中作の要素がほんの少し。 実在した人物及び劇作品に取材している作品です。 【構成脚本】 ばしっと纏まっています。 シェイクスピアの作品に多く絡めているので、触れたことのある人はより楽しめるのではないでしょうか。 【画】 表情、感情に関する諸々が作品内で生き生きとしているように感じます。悲喜。 【備考】 下巻末尾に参考文献が挙げられています。
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ナイチンゲールと取り付いた幽霊。 なんだろうとても疲れるくらいの気迫を感じた。 だからこそ、ラストがとてもよかった。
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上下巻読了。 『うしおととら』の、子ども心に届いた真っ直ぐな勇気。 それと同じか、それ以上の熱量を、20年後の、色々とめんどくさくなってしまった大人の心にズドンと投げ込んでくれた一冊。 読めて良かった。
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上下巻読んだ ナイチンゲールと、それにとりついた幽霊の話 といいつつ、ナイチンゲールの活躍を幽霊視点で語っていく流れ
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【このマンガがすごい2016】オトコ編3位!黒博物館とは犯罪資料館のことみたいです!2階ラウンジ特集コーナーにご用意しております!
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「人の生き様を左右するのは己の意志と覚悟」 近代看護システムを作り上げたフロレンス・ナイチンゲールを中心に、己の意志で人生を作り上げるく人の姿を描く秀作。親の反対で、看護の道に進む覚悟が揺れていたフロレンス。だがゴーストのグレイがフロレンスの覚悟を揺らしていた「生霊」を殺すことで、で自分の意志を押し通し、満足する生を全うする。グレイが、生前なし遂げられなかった祝福の「something four」をフロレンスに与え、彼女が天に召されるシーンも感動的だ。 物語が描くのは「人の生き様を妨げるものは『やめておこう』と自分を殺す心。それを押さえ込んで生きてこそ満足な人生」という熱い主張。フロレンスの場合は、グレイが殺してくれたが、多くの人は自分で押さえつけるしかないーーそんなことを痛切に感じさせる。(bookish)
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ナイチンゲールをこのように描くとは斬新。 藤田先生にしか出来ない手法だと思う。 長編作品が多い先生にとって、この作品は まさに挑戦の連続だったように感じる。 読み始めてしまえば、目を逸らすことも 許してもらえない様な熱量がビリビリ伝わってきた。 ストーリー、キャラともに文句なく名作。
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藤田先生の新刊が出ていたのを今更知って、すぐさま上下巻を一気に購入。 相変わらず怖さと熱さメーターが振り切れていて、ほんと先生らしい作品。最高! それにしても言葉は刃(やいば)ですね…。ほんとに傷ついてますやん…(´;ω;`)
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2015.10 上下巻読了。読み応えアリ。内容もおもしろかった。漫勉みてたからかもしれないけど、絵からパワーがすごい伝わってくる。本気の漫画。素晴らしい。
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歴史上の人物ナイチンゲールを主人公の一人に据えてのお話です。こう、約束を長い間守っているシュチュエーションが好きなのです。が、いつもの藤田先生の作品にしてはどんでん返しにあっと言わせるものが少なかったかも。期待値が高かったから星3つにさせてもらいました。なので、それを差し引けば...
歴史上の人物ナイチンゲールを主人公の一人に据えてのお話です。こう、約束を長い間守っているシュチュエーションが好きなのです。が、いつもの藤田先生の作品にしてはどんでん返しにあっと言わせるものが少なかったかも。期待値が高かったから星3つにさせてもらいました。なので、それを差し引けば星はプラス1〜2にはなりますよ!
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