嘘つきたちの輪舞 の商品レビュー
短編2つと中編1つ。 短編2つは短編のせいか「色々ギュウギュウ詰め」という感じで、もう少し書いて欲しかった。 「夏の夜の夢」がすごく好み。時系列がややこしくなりそうだが、はっきり頭の中で列にしなくてもヒロインとヒーローの繋がりにハッとする。 3本とも楽しくなる話ではないが...
短編2つと中編1つ。 短編2つは短編のせいか「色々ギュウギュウ詰め」という感じで、もう少し書いて欲しかった。 「夏の夜の夢」がすごく好み。時系列がややこしくなりそうだが、はっきり頭の中で列にしなくてもヒロインとヒーローの繋がりにハッとする。 3本とも楽しくなる話ではないが、ある意味コバルトらしいというか、少女小説している。 完全な幸せじゃないけど、皆部分部分は幸せだったよ、みたいな…?
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コバルト掲載作品の短編2本と、書きおろしの中編一作。 物語どうしにつながりはないので、合間に手に取りやすい作品ですが、ハッピーエンドで終わるような物語はなく、どの作品も鬱々としているのでご注意。 とくにラストの物語は、幸せになれずに終わった4人の恋人達について、読後に尾を引いて考...
コバルト掲載作品の短編2本と、書きおろしの中編一作。 物語どうしにつながりはないので、合間に手に取りやすい作品ですが、ハッピーエンドで終わるような物語はなく、どの作品も鬱々としているのでご注意。 とくにラストの物語は、幸せになれずに終わった4人の恋人達について、読後に尾を引いて考えてしまう作品。 アンニュイな気分に浸りたいときにオススメの良作。 あらすじは下記 http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4701.html
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3つの話が入った短編集。どれもハッピーエンドではないな〜(笑)コバルトっぽくない話ばかりだったけど、個人的には面白かった。いつも読んでるやつと違ってて。大人向けの話だな。イラストレーターさんが豪華。3つとも別々の絵師さんが描かれてます。 妖精の庭と夏の夜の夢にはまだ救いがあるよう...
3つの話が入った短編集。どれもハッピーエンドではないな〜(笑)コバルトっぽくない話ばかりだったけど、個人的には面白かった。いつも読んでるやつと違ってて。大人向けの話だな。イラストレーターさんが豪華。3つとも別々の絵師さんが描かれてます。 妖精の庭と夏の夜の夢にはまだ救いがあるような、ないような感じですが、嘘つきたちの輪舞はあ〜……って感じで後味がよくないです。でも面白かったです。ミステリー要素もあり、後半にいくにつれて謎が明かされていきます。ほんと嘘つきばかり!(笑)でも激しくて切ない愛ばかり。 夏の夜の夢はタイムリープものでSF要素が含まれてたので頭の中でなかなか物語が一致せず、読んだ所を行ったり戻ったりしながら読んだ。これも結構好きな話でした。小説読みながら久しぶりに頭使った(笑)
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後味悪ううううう!!! 「大帝の恋人」「皇女アナスタシア」がハッピーエンド(寄り)だったから油断していた……。 コバ短受賞作で初めて作品を読ませていただいた時の、後味の悪さが蘇ってきたでござる。 こ……これぞ、本領発揮……。 この人が本当に好きなのはこっちなんだろうなあ、と何となく察しはついてたんだけど、ラストで真相が明らかになってスッキリするどころか、主人公の状態が更に悪くなるという予想の斜め上を行く展開(涎 たまらん。 同時収録の短編2本もアンハッピーエンド。 暗くて良いです。すごく良い。(褒めてます
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