黒博物館 ゴーストアンドレディ(下) の商品レビュー
ナイチンゲールが実際はどうだったか という話を聞いたあとで読んだもので、そういう意味では目新しさはなかった が、歴史上史実上の要素を組み合わせ絡ませお得意の対決シーンまで持っていき、尚且つこんなことがあっても良かった と思わせるのは流石だなあ。 個人的には露出シーンが少なめに思え...
ナイチンゲールが実際はどうだったか という話を聞いたあとで読んだもので、そういう意味では目新しさはなかった が、歴史上史実上の要素を組み合わせ絡ませお得意の対決シーンまで持っていき、尚且つこんなことがあっても良かった と思わせるのは流石だなあ。 個人的には露出シーンが少なめに思えたのも良かった。
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いや~面白かった!!!! この漫画家の人ものすごく歳いってるんだけど すごいね!歳とってもこんな漫画かけるんだもんなー。 ナイチンゲールの話をこんな風に読めるとは思わなかったよw
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本当にナイチンゲールはこんなだったかも?と思わせる、斬新な設定だけど、面白くて上下巻一気読みでした。
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上巻は絶望的な雰囲気が多めでしたが、後半もなかなかどうして。(´Д⊂ そんな中で、自身のなすべきことを頑張るゴーストとレディを見ていると勇気をもらえる気分です。 最後もしっかりまとまって読後感爽やか。 じっくり腰を据えて、もう1回、いや2回以上は読みたい作品。 読むのに疲れます...
上巻は絶望的な雰囲気が多めでしたが、後半もなかなかどうして。(´Д⊂ そんな中で、自身のなすべきことを頑張るゴーストとレディを見ていると勇気をもらえる気分です。 最後もしっかりまとまって読後感爽やか。 じっくり腰を据えて、もう1回、いや2回以上は読みたい作品。 読むのに疲れますが、そこもまた良いのです。
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ナイチンゲールを作者が、あーしてこーして味付けをして描いたらこうなりました。 最高に面白い!!やっぱりこの作者の作品は胸が熱くなります!! 「かち合い弾」は何故生まれたか。 是非とも最後まで読むべき作品です。
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大好きな藤田和日郎先生の最新作。連載を読まずに単行本を待ったかいがありました。ナイチンゲールの功績をなぞりながら灰色の服の男と人の生霊のようなファンタジー要素も上手に取り入れて読むほどに引き込まれていくのはさすがです。クライマックスは藤田節全開のチャンバラ、そして大団円へ。藤田作...
大好きな藤田和日郎先生の最新作。連載を読まずに単行本を待ったかいがありました。ナイチンゲールの功績をなぞりながら灰色の服の男と人の生霊のようなファンタジー要素も上手に取り入れて読むほどに引き込まれていくのはさすがです。クライマックスは藤田節全開のチャンバラ、そして大団円へ。藤田作品はどれを読んでも胸が熱くなりますね。
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※このレビューにはネタバレを含みます
伝記であり伝奇でありラブストーリー。共に天国へは行けない哀しいナイトのグレイ、にも関わらずその彼がフローの罪を止める。作者に珍しい悲恋の形だが死と共に訪れる永遠の愛でもあり、互いに後悔のない爽やかな結末だった。
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「うしおととら」や「からくりサーカス」の藤田和日郎大先生が描く上下巻の怪奇作品。「黒博物館」シリーズ第2弾。歴史とオカルトが交差する良作です。 ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に展示された“かち合い弾”と呼ばれる謎の銃弾。ある日、それを見せてほしいという老人が訪れた時、美...
「うしおととら」や「からくりサーカス」の藤田和日郎大先生が描く上下巻の怪奇作品。「黒博物館」シリーズ第2弾。歴史とオカルトが交差する良作です。 ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に展示された“かち合い弾”と呼ばれる謎の銃弾。ある日、それを見せてほしいという老人が訪れた時、美しい黒衣の学芸員は、かのナイチンゲールと生霊にまつわる不思議な冒険物語を語りはじめる。 下巻では、よく知られたナイチンゲール女史の史実通りの活動の裏側で、生霊たちの凄烈な戦いもクライマックスを迎えます。史実と異なる部分もあるようですが、見事に大団円を描き切る藤田大先生はやはりスバラシイ。ちなみにエンディングでは和月伸宏先生描く「エンバーミング」ともまさかのコラボとか面白いすわw
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※このレビューにはネタバレを含みます
ぐぅ…切ない…切ないよ、これは。 史実を下敷きとし、実在の人物をモデルとしている以上、この脚色は否定意見が出てくるかと思いますが…それでもこんな事実があったとしてもいいじゃないか、と。フローが一人の女性としての幸せを得ていてもいいんじゃないか、と思うのです。 そして、グレイがどうしようもなく、哀しい。救われていたのに、一緒に行く事が叶わないという事実。 彼はそれが分かっていても、どうしてもフローに会わなければならなかった。会いたかった。 きっと、今も国立劇場で「見たい芝居を見ている」のかと思うと…涙せずにはいられません。 ともあれ。 フローの成し遂げた事は改めてすごいと言わざるをえません。特に上巻ではひたすらに忍耐を強いられていましたから、ここで一気に彼女の願いと行動が結実する状況には強力なカタルシスを感じます。 切ったはったのアクションでも策略をめぐらす頭脳戦でもありませんが、確かに大逆転と言える戦いがありました。 それにしてもラグラン卿かっこいいなぁ…! 登場するシーンはほんの数ページしかないというのに、この存在感。一つにはホール博士を完膚なきまでに叩いてくれるという点で物凄い爽快感を与えてくれるというのがあるのですが、何せビジュアルが凄まじい。ラスボスでもおかしくない風体ですw なのに、フローにただ礼をしたいという理由だけで馬を走らせる。そんな男気、気配りが超萌えます。ホォォォォル。 それにソワイエもレフロイ軍曹も非常にいいキャラクター。 フローに惹かれつつ、プロフェッショナルとしてかっこよさを見せてくれてます。少しずつ少しずつフローの味方が増えていく感じがなんともいえない救い。 クライマックスのスタン…もとい、生霊も大迫力で素晴らしかった…。やはりこういう展開じゃないとね、折角だし! そんなこんなで、これぞ藤田漫画とばかりに楽しませていただきました。 黒博物館シリーズの新作をお待ちしてます!! それにしても…あどけないフロー、たまらなく可愛いなぁ! あと色々エロい!!!
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決闘代理人はなぜ、劇場の幽霊となったのか?死の瞬間を思い出した時、グレイと女装の美剣士・デオンの因縁も動き出す。一方、野戦病院の改善に突き進むフローに対し、クリミアの軍医局が暗殺計画を発動!!そして「ふたり」の不思議な冒険の、最後の舞台は20世紀、或る夏の日のロンドンへ…。『スプ...
決闘代理人はなぜ、劇場の幽霊となったのか?死の瞬間を思い出した時、グレイと女装の美剣士・デオンの因縁も動き出す。一方、野戦病院の改善に突き進むフローに対し、クリミアの軍医局が暗殺計画を発動!!そして「ふたり」の不思議な冒険の、最後の舞台は20世紀、或る夏の日のロンドンへ…。『スプリンガルド』に続く『黒博物館』シリーズ第2弾、終幕!!(裏表紙より) ナイチンゲールの偉業を元にしたファンタジー、とても読み応えがありました!どんな苦難が待っていても絶望せずに突き進むフローと、知らずのうちに惹かれていくグレイや仲間たちの姿がアツいです。強い意志が持つ力をビシッと感じさせてくれます。
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