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2021/08/19

「自らの友達はどのようにものをとらえる人なのかということを、日本語、英語、理系の言葉を使って知ることができます。」(pvii はじめにより) 核物理研究センター名誉教授の土岐博先生、理学研究科教授の兼松泰男先生のご著書です。「大阪大学超域イノベーション博士課程プログラム(CBI...

「自らの友達はどのようにものをとらえる人なのかということを、日本語、英語、理系の言葉を使って知ることができます。」(pvii はじめにより) 核物理研究センター名誉教授の土岐博先生、理学研究科教授の兼松泰男先生のご著書です。「大阪大学超域イノベーション博士課程プログラム(CBI)」の5回の授業をまとめた本です。このプログラムは「社会と知の統合」の担い手の育成を目指したもので、文系と理系の履修生が一緒に学んでいます。 この本は「文系人材に科学リテラシーのエッセンス中のエッセンスともいうべき「数学」を理解してもらうという、相当にハードルの高い試みにチャレンジした成果」(まえがきより)とのこと。 大学生になると、いろいろな専門分野を学ぶ人と友達になる機会も増える方も多いでしょう。私は文学部の学生でしたが、他の学部、とくに理工系・医学薬学系の友達と話していると、同じ対象でも「もののとらえかた」が全く違って驚いたことが多々ありました。その驚きを通して、自分の「もののとらえかた」が明らかになり、世界の見え方も変わっていきました。 大学での新しい友達との出会い、考え方との出会い、自分との出会いを想像しながら、読んでいただける本かと思います。

Posted byブクログ