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亡者のゲーム の商品レビュー

4.3

12件のお客様レビュー

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2024/07/27

面白いしスケールがデカい! 登場人物が覚えきれなくて、誰だっけ?ってなった人がちらほらいたのも確か笑 Googleマップ片手に調べながら読み進めると旅行気分も味わえるのでオススメです

Posted byブクログ

2023/09/01

スパイ小説のようでもあるが、コミカルな要素もあり、良い意味で期待を裏切られた感じ。 他の作品も楽しみ!

Posted byブクログ

2022/07/06

ダニエル・シルヴァは初めて読む。シリーズ14作目とあって、案の定関係者や仲間がゾロゾロさらりと出てきて、名前を覚えようにも擬名まで並べられ識別が大変。更に過去の事件を織り交ぜたり思わせぶりに伏せてみたりのシリーズ物あるあるで、覚悟して読み始めたがちょっと負荷がかかりました。 が、...

ダニエル・シルヴァは初めて読む。シリーズ14作目とあって、案の定関係者や仲間がゾロゾロさらりと出てきて、名前を覚えようにも擬名まで並べられ識別が大変。更に過去の事件を織り交ぜたり思わせぶりに伏せてみたりのシリーズ物あるあるで、覚悟して読み始めたがちょっと負荷がかかりました。 が、慣れればそれが絶妙のリズムになっていくのだろうから、嫌にならず読み進めていきます。

Posted byブクログ

2019/07/22

総じて、面白かった。 中盤から後半の作戦が展開するあたりはスリリング。 序盤の回りくどいウィットに富んだ表現を多用するのは、もう文化的に仕方ない。 最終的にガツンと敵をやっつけてもらいたいが、取引で妥当なところで決着を取っていくところはなかなかリアリティーある流れではないか。 前...

総じて、面白かった。 中盤から後半の作戦が展開するあたりはスリリング。 序盤の回りくどいウィットに富んだ表現を多用するのは、もう文化的に仕方ない。 最終的にガツンと敵をやっつけてもらいたいが、取引で妥当なところで決着を取っていくところはなかなかリアリティーある流れではないか。 前の作品を順次読みたく成った。

Posted byブクログ

2018/07/15

イタリアのコモ湖で英国人実業家が惨殺された。被害者は美術品密売の噂がささやかれる元スパイ。死の直前、幻の名画を手に入れていたらしい。国家治安警察の将軍から極秘裏に捜査協力を頼まれたガブリエルは、ヨーロッパを股にかけた謀略のゲームの裏に、ある独裁者の不穏な陰を嗅ぎ取るが―世界一流の...

イタリアのコモ湖で英国人実業家が惨殺された。被害者は美術品密売の噂がささやかれる元スパイ。死の直前、幻の名画を手に入れていたらしい。国家治安警察の将軍から極秘裏に捜査協力を頼まれたガブリエルは、ヨーロッパを股にかけた謀略のゲームの裏に、ある独裁者の不穏な陰を嗅ぎ取るが―世界一流の美術修復師にしてイスラエル最強のエージェント、“ガブリエル・アロン・シリーズ”! 著者の作品を読むのは、確か四作目。ガブリエル・アロンののシリーズは14作目にあたるそうだが、私は去年の「ブラック・ウィドウ」しか読んでいない。アクション控えめ、地味目の展開。

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2016/09/04

失われた絵画の話を中心に進むのかと思いきや、サスペンス色の強い作品になっていく。 次々と連鎖していく謎解きが前半の山場かな。 途中からとんでもない方向に話が進み出す。 ストーリーはややご都合主義的だが、どんどん引き込まれていく展開になっている。そこは作者の力量なのだろう。 全体的...

失われた絵画の話を中心に進むのかと思いきや、サスペンス色の強い作品になっていく。 次々と連鎖していく謎解きが前半の山場かな。 途中からとんでもない方向に話が進み出す。 ストーリーはややご都合主義的だが、どんどん引き込まれていく展開になっている。そこは作者の力量なのだろう。 全体的には面白かった。 海外では、主人公のガブリエル・アロンでシリーズになっているようだが、心優しき主人公の過去の物語やこの後の物語も読んでみたくなった。

Posted byブクログ

2016/09/01

ブクログの献本でプレゼントされた本なので何の知識も入れずに読みました。 感想は一言で言うと「大変面白かった!」です。 シリーズものらしいのですが、私は初めて読むので登場人物の背景を1人ひとり想像しながら読み進めていったので名前を把握するのにちょっと苦労しましたが、自分の中で「もし...

ブクログの献本でプレゼントされた本なので何の知識も入れずに読みました。 感想は一言で言うと「大変面白かった!」です。 シリーズものらしいのですが、私は初めて読むので登場人物の背景を1人ひとり想像しながら読み進めていったので名前を把握するのにちょっと苦労しましたが、自分の中で「もし映画化されたら」と配役を思い浮かべてみる楽しみがありました。 あくまでフィクションだということを著者のあとがきでしっかり書かれてはいますが、いかにも実際にありそう、起こりそうという気がしてきてどこまでが本当の話でどれが架空のことなのかわからないところが魅力なのかもしれません。 また続編が出たら必ず読みたいと思いました。新作(訳)が楽しみです。

Posted byブクログ

2015/11/25

読み終わるまでにかなり時間がかかりました。それだけ内容が詰まった一冊です。 スパイが活躍する作品は総じて好きなのですが、その中でも上位に位置する作品になりました。美術系と絡めて物語が進行し、美術が好きな私にとってはとても興味のそそられる作品でした。

Posted byブクログ

2015/11/03

壮大な作品で、読了にかなり時間がかかりました。でも、読み終えた充足感に浸っています。細部にわたってじっくり見据えないではいられない重厚さでした。アクションや戦闘に頼らない、本来のスパイ小説の醍醐味を味わった満足感でいっぱいです。盗難画を探すところから中東を舞台にした作戦へと移り、...

壮大な作品で、読了にかなり時間がかかりました。でも、読み終えた充足感に浸っています。細部にわたってじっくり見据えないではいられない重厚さでした。アクションや戦闘に頼らない、本来のスパイ小説の醍醐味を味わった満足感でいっぱいです。盗難画を探すところから中東を舞台にした作戦へと移り、再び絵画へとストーリーか収束していく構成は素晴らしいです。美術好きなので、絵画修復師という主人公の職業(副業?)も魅力的。次からつぎへと名作の話題が出て来てわくわくしました。ブクログさんのプレゼントで今回読むことができました。ダニエル・シルヴァの作品は初めてです。素晴らしい作品を読ませていただき、またこのような読み応えのある作家作品に出会わせていただき、心から感謝します。ブクログさん、ありがとうございました!

Posted byブクログ

2015/09/09

2015年9月8日読了。ブクログの献本企画で当選した本。ヴェネツィアで絵画の修復師を営むガブリエルだが、有名絵画の盗難に絡む殺人事件の裏を探るべく、元スパイとしてのキャリアを再開させていく・・・。やたら登場人物の経歴や過去の事件に関する言及が多い小説だと思ったらこれがシリーズ14...

2015年9月8日読了。ブクログの献本企画で当選した本。ヴェネツィアで絵画の修復師を営むガブリエルだが、有名絵画の盗難に絡む殺人事件の裏を探るべく、元スパイとしてのキャリアを再開させていく・・・。やたら登場人物の経歴や過去の事件に関する言及が多い小説だと思ったらこれがシリーズ14作目なのだとか。前半は少々かったるくも感じるが、チームを組み諜報活動を開始する中盤から非常にスリリングで面白くなってくる。絵画の闇取引やロシア・シリアらの裏金、民族大虐殺、SNSなどからターゲットの情報を引き出す手口など異様なリアリティがあり面白い。アクション要素のないミッション・インポッシブル、というところか・・・?ただ事件の裏が明らかになっていき、ガブリエルのターゲットが大きくなるにつれて「あれ?そもそも彼らの目的って何だったっけ?」と筋を追えなくなってしまった。ある人物にとって命よりも大事なものとは何だろうか、金なのか自分の属する民族の誇りなのか、愛する人なのか。それとも職業・立場なのだろうか。

Posted byブクログ