人形劇であそびましょう! の商品レビュー
絵がたくさんなのと、版の形が横型なので、どうしても「絵本」と呼んでしまいたくなるのだけれど、〔絵〕本というより、絵がいっぱいの実用書。人形劇を楽しむためのヒント本です。絵だけみていても楽しいし、ほんわりした気分になるだけでなく、作ってみたい!という工作意欲がもりもりと刺激される本...
絵がたくさんなのと、版の形が横型なので、どうしても「絵本」と呼んでしまいたくなるのだけれど、〔絵〕本というより、絵がいっぱいの実用書。人形劇を楽しむためのヒント本です。絵だけみていても楽しいし、ほんわりした気分になるだけでなく、作ってみたい!という工作意欲がもりもりと刺激される本でもあります。こういう本は、「保育園や幼稚園の先生に」「児童館の指導者のみなさまへ」おすすめなんていう謳い文句がついてしまいそうですが、自分の好きな物語の世界を再現するいろいろな方法を教えてもらえる本という感じ。実際に動かす人形だけでなく、背景、舞台装置の作り方ノウハウまで丁寧な図解入り(絵付き)で紹介されているのですから。 物語の登場人物を表現する方法だけでも、11種類。どんなお話をどの人形劇の方法に託して表現しようか?と想像するだけでもわくわくどきどき。実際に人形劇ができなくても、物語の世界をセットにくみ上げて、部屋の中に飾るのも楽しいだろうな、と脳内空想展開中です。 いずれも素敵な人形たちですが、特にやってみたいなと思ったのは、本の表紙にもなっている「テーブル劇場」と「飛び出す人形」かな。
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