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丸天井の「ワーオ!」 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2024/06/05

文字を認識できない障害ディスレクシア。 文字認識ができないだけで頭の中には物語がいっぱいで溢れんばかり。物語を作ったり語ったりが得意で、でもディスレクシアであることの劣等感を抱え悶々としている主人公は小学6年生。 家族は支えてくれているけれど、それに気づくほど大人ではなく。 偶然...

文字を認識できない障害ディスレクシア。 文字認識ができないだけで頭の中には物語がいっぱいで溢れんばかり。物語を作ったり語ったりが得意で、でもディスレクシアであることの劣等感を抱え悶々としている主人公は小学6年生。 家族は支えてくれているけれど、それに気づくほど大人ではなく。 偶然出会った悩み多き中学1年生との交流によって救われ、一歩踏み出す…そんな物語。 前向きなラストにホッとした。 ディスレクシアとは?と考え、知るのにもいいかも。(個人差はあるので参考程度に。)

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2021/08/24

ディスレクシアで文字を読んだり、書いたりするのが難しい障害の小6の子が主人公。青春みたいで良かったけれど、会話がよくわからなかったりした。

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2021/04/06

ディスレクシアの女の子マホが主人公。 思春期も相まってなかなかに沸点が低いので、感情移入はできませんでした。 しかし、彼女の周囲の、彼女に対する対応から、自分がその立場になったらどういうふうに接するか、そしてそれは当人からはどういうふうに映るのか、といったものを考えるきっかけにな...

ディスレクシアの女の子マホが主人公。 思春期も相まってなかなかに沸点が低いので、感情移入はできませんでした。 しかし、彼女の周囲の、彼女に対する対応から、自分がその立場になったらどういうふうに接するか、そしてそれは当人からはどういうふうに映るのか、といったものを考えるきっかけになったと思います。 ディスレクシアを補ってあまりある、物語を作る才能を見せたマホが作ったミトコンドリア・イヴの物語はなかなか素敵でした。

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2017/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

障害のため文字の読み書きが困難な女の子。それでも物語を言葉に出し、完成させたことで、自分で才能をつぶすなと読者に訴えかけている。

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2016/08/31

それぞれ抱えている悩みがあり、ほのかな恋心もあり、 「うちの子もこんな感じ?」と妄想できる楽しい本。 自分の苦手意識をクリアできそうな、応援本です。

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2016/08/07

土方マホは小六の女の子。ディスレクシアだ。知的発達には問題がないが、普通より知能指数が高いことだってあるが、読んだり書いたりする事が非常に困難な学習障害がある。 しかし、喋るのは得意。 学校の宿題で作った作品、「ミトコンドリア・イヴの頭蓋骨」が展示されているので、マホは博物館に...

土方マホは小六の女の子。ディスレクシアだ。知的発達には問題がないが、普通より知能指数が高いことだってあるが、読んだり書いたりする事が非常に困難な学習障害がある。 しかし、喋るのは得意。 学校の宿題で作った作品、「ミトコンドリア・イヴの頭蓋骨」が展示されているので、マホは博物館に行った。 そこで出会ったのは、博物館をスケッチする中学生・江田正樹。頭蓋骨を作るなんてと言われたマホの作品のことをわかってくれて、褒めてくれて、ミトコンドリア・イヴの事も知っている正樹。 ケンカしたり、お互いを認め合ったりしまがら、毎日、博物館へ通うようになったマホ。 ちょっと自己中心的でわがままにも思えるマホ、コンプレックスはあるけど夢もある正樹。二人の成長物語。

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2016/02/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

空想と物語作りが好きな6年生のマホは、小説家になることを夢見つつもディスレクシア(識字障害)のために諦めかけていた。 夏休み、自分の制作した空想上のミトコンドリア・イヴが展示してある博物館に行った彼女は、そこで、建物のスケッチをする美少年と出会う。 彼の作品を見せてもらった彼女は、自分の作った物語を彼に語り……。 大きな夢を前にくじけそうになりながらも前に進む思春期の少年少女を描く。 ……と書けば美しいのですが、なんか雰囲気は少女マンガの世界です。 年頃の女の子の頭の中だから仕方ないのかも知れませんが、思考があっちこっちに飛ぶので、読みにくいし理解しにくい。 小学校6年女子と中学1年の男子が、ちょっと出会って話したからと言って、毎日約束もしないのに博物館で会うなんて、マンガの世界以外ではとてもとても考えにくいのです。 文章表記にも不適切と思われる部分があります。 117ページ 「病院では、果ては身体測定や血液検査から脳波検査、脳の画像診断にいたるまで……まるで重病人にでもなったような気分だった。」 「果ては」は、「脳の画像診断」の前に来るべきでしょう。 ディスレクシアについて、読者の理解を深められる作品であってくれればよかったのですが……残念です。

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2015/09/06

大変めずらしい「ディスクレシア」(文字を読んだり書いたりすることに強い困難をもつ状態)を扱った物語。 「○○を理解しよう!」的な本は巷にたくさんあるが、そういう啓発てきなにおいをさせずに、物語を紡ぐことが得意な女の子が実は「ディスクレシア」で、脳裏に浮かんだ物語も情景も、思うよう...

大変めずらしい「ディスクレシア」(文字を読んだり書いたりすることに強い困難をもつ状態)を扱った物語。 「○○を理解しよう!」的な本は巷にたくさんあるが、そういう啓発てきなにおいをさせずに、物語を紡ぐことが得意な女の子が実は「ディスクレシア」で、脳裏に浮かんだ物語も情景も、思うように文字にできないという様子を小学6年生を主人公に描いた。 同時にでてくる少年の葛藤は別の視点で読みたいなと思うが、この物語の中では少女ほどの強い葛藤が見られず残念。一方で少女の思考の飛躍感や、その思い描く情景がパアっと脳裏に流れ込んでくる様子はとてもよく描けていたのではないかと思う。小学生が読み、この女の子の「夢をもちたい。夢をかなえたい。だけど方法がわからない」という葛藤を理解するには、十分ではないだろうか。 でも、実際問題はこの物語のあと。 この子はどうやって、物語を綴っていくのか。その部分まで…長いのはわかるけれど、同じ困難をもった子が読んだとき知りたいのは「この先」である。 そこを少し導いてくれる描写が欲しかったな、と思った。

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2015/08/26

ディスレクシアの女の子が主人公なんだけど。文体、会話がとにかくダサい。読んでられない。題名、挿絵が綺麗なだけに残念。

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