怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関 の商品レビュー
SFミステリーとでも言いましょうか? あまり考えずに図書館で借りて読み始めたものの、不思議な設定に驚きながらも、一気に読んでしまった。 法月作品は、初めてかも。
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ジャック・グリフィンはトロッターが書いたとされる「多世界の猫」の未発表原稿を盗み出して欲しいという依頼を受ける.原稿を持っているマーズデン博士に会うため下準備を始めるグリフィンだが,クロスビーと名前を変えて会えることになる.横道にそれるようで重要なエピソードが次々に出てくるが,会...
ジャック・グリフィンはトロッターが書いたとされる「多世界の猫」の未発表原稿を盗み出して欲しいという依頼を受ける.原稿を持っているマーズデン博士に会うため下準備を始めるグリフィンだが,クロスビーと名前を変えて会えることになる.横道にそれるようで重要なエピソードが次々に出てくるが,会見中に侵入者が表れクロスビーはスタンガンで気を失う.気が付くと元妻のアグネス・ブラウンがおり,FBIやNSAが絡む計画だということが分かる.例の原稿は量子コンピュータに関するもので,シュレーディンガーの猫が重要な点となる.最終的にはフェンウィック財団が仕掛けた話だったが,多くの登場人物を確認するのにメモを取りながら読んだ.コーキンツ博士の量子コンピュータを見ていたグリフィンは事故で負傷するが,重ね合わせ状態になってしまう.面白い話だった.
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かなりごちゃごちゃしている。ストーリーが行き当たりばったりで、作者が一貫した設計図をもって書いたとは思えない。歴史の説明に実名と仮名が混じっていて、頭の中にエラー情報を流し込まれた気分。3.0
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シリーズと知らずこっちから読んでしまいました。理系憧れあるんですけど物理難しい。 もう少しグリフィン活躍多めが良いのですが。
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「ノックス・マシン」からミステリ与太を引いてエスピオナージュでくるんだバカッ話(誉め言葉)。もしかしてグリフィンは並行宇宙の綸太郎かもね。
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ハードでヘヴィーな理系ミステリ。アメコミ風の語り口に馴染んでいると、徐々に混乱していった。 動物愛護グループの襲撃を経て、事件の背後関係が明らかになってくるが、前振りが長い。アウトラインがはっきりする頃には見失っていた。多くの人物が右往左往する形で事件に絡んでおり、そこに経歴や...
ハードでヘヴィーな理系ミステリ。アメコミ風の語り口に馴染んでいると、徐々に混乱していった。 動物愛護グループの襲撃を経て、事件の背後関係が明らかになってくるが、前振りが長い。アウトラインがはっきりする頃には見失っていた。多くの人物が右往左往する形で事件に絡んでおり、そこに経歴や実績やらがぶら下がっている。せめて「登場人物一覧表」でもあれば。 巻き込まれたグリフィンもいまいちパッとしないような。 でもって“ラトウィッジ機関”って結局なに? 量子SFミステリーってわかる人には面白いんだろな。私には難しすぎた。
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ええと。ええと。 思ったのと全然雰囲気が違いました。 怪盗の活躍を期待して手にしたのだけどな。 難しい理論のオンパレードで脳みそはパンク寸前。 まいった。。。
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シリーズ第二作。ばりばりのSFミステリ。……だもんで、完全文系人間の私は頑張ってみたもののまったくついていけませんでした(泣)。「シュレディンガーの猫」はまだかろうじて理解できたけど、それまでかも。
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表紙の感じと装丁が気に入って購入。 まだ序盤しか読んでいないのに この話は絶対に楽しんで読めると確信している1冊です。
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