科学技術白書(平成27年版) の商品レビュー
文部科学省による科学技術振興に関する白書平成27年版。 巻頭特集は青色LED、STAP細胞などの研究不正について。こういう時代だったなあとある種の感慨にふける。そのほか本体は各施策の総花的なお役所文書の集まりの感が強い。複雑化・多様化する現代に難しい面もあるとは思うが、もっと進む...
文部科学省による科学技術振興に関する白書平成27年版。 巻頭特集は青色LED、STAP細胞などの研究不正について。こういう時代だったなあとある種の感慨にふける。そのほか本体は各施策の総花的なお役所文書の集まりの感が強い。複雑化・多様化する現代に難しい面もあるとは思うが、もっと進む方向性を大きく打ち出せないものだろうか。そして手を変え品を変え何度か出てくる研究環境・人材の件。いろいろと考えてますアピールはあるが、それから10年近く経ち、果たして思った成果は得られたのだろうか。白書にはロングスパンで成果の検証を行うという姿勢にも欠けているように思える。 昔の資料を振り返って読むとそういうことにも気づかされる。
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