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イスラーム基礎講座 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2022/09/21

イスラーム教について、その思想から歴史、現代のイスラム案件(原理主義、テロ、アラブの春など)まで、網羅的に解説したイスラーム「総合」講座。

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2020/04/28

イスラーム教とは何か。イスラームの世界とはどのようなものか。日本人として生きてきた自分には想像できない内容だった。現代の知識として必要だと思う。

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2019/09/26

>小さなイスラーム教集団が、非イスラーム教の世界で生活の場を設営した場合でも、この集団はできるかぎりイスラーム教による法治国家を作り上げます。すなわち、いかなる国家のなかにあろうとも、イスラーム教集団は国家としての法体制を作ります。まさに国境のない国家であるといえます。

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2019/09/23

イスラムの歴史を学ぶには良い本。ただ中東地域を中心に解説がされているので日本人に近しく、全体総数も多い東南アジア系イスラム教徒については一切語られないと言っても過言ではない。また総じて同じことが繰り返し述べられるのは著者の年齢によるものなのか、それとも長年のイスラム教典研究の影響...

イスラムの歴史を学ぶには良い本。ただ中東地域を中心に解説がされているので日本人に近しく、全体総数も多い東南アジア系イスラム教徒については一切語られないと言っても過言ではない。また総じて同じことが繰り返し述べられるのは著者の年齢によるものなのか、それとも長年のイスラム教典研究の影響なのかは謎。いずれにしても一冊でイスラム教の流れや構造を知るには良い本。

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2017/06/14

[大海への初めの一歩]世界の全人口のおよそ4分の1が信仰しているにもかかわらず、多くの日本人にとってはなかなか理解が難しいイスラーム。その歴史や信仰の体系、さらには政治や生活との関わりに至るまで、幅広く説明してくれる一冊です。著者は、アズハル大学に留学経験を持ち、アラブ政治情勢の...

[大海への初めの一歩]世界の全人口のおよそ4分の1が信仰しているにもかかわらず、多くの日本人にとってはなかなか理解が難しいイスラーム。その歴史や信仰の体系、さらには政治や生活との関わりに至るまで、幅広く説明してくれる一冊です。著者は、アズハル大学に留学経験を持ち、アラブ政治情勢の分析を専門とされる渥美堅持。 タイトルの「基礎」という用語が指し示すとおり、イスラムームを勉強したいけどどこから手をつければ良いかわからないという方にぜひオススメしたい作品。日本人の思考法や宗教観との対比の中でイスラームを解説してくれるため、理解が格段にしやすいのではないかと思います。ちなみに、下記の注は自分が最近特に痺れたものの中の一つです。 〜なぜ、アラブ人の行動様式を知るために、イスラーム教を学ぶことが必要なのでしょうか。それは、彼らが、イスラーム教すなわち「アッラーの律法」が降りたとき、それを容易に理解できたという点に注目したからです。七世紀の無学無筆のアラブ人が、イスラーム教に関する知識がなかったにもかかわらず、ごくすなおに理解できたという歴史的事実に注目したわけです。すなわち、アラブ人の潜在意識とイスラーム教との間に、共通の思考性が存在していると判断したからです。説明を変えれば、彼らは新しい知識としてイスラーム教を勉強し、その結果イスラーム教徒になったのではなく、感覚的に受け入れる潜在意識を持ちあわせていただから、イスラーム教徒となったと推理したのです。〜 知らないことってまだまだたくさんあるなと☆5つ

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2015/09/23

正直に書こう。読了できていない。 内容が今まで自分の知っているものや常識と乖離が大きく、ついて行けなかった。これで基礎なのだ。恐れ入る。 しかし何より理解できなかったのは、民族的基盤の全く異なる層にこの宗教が広まる理由だ。女性が自発的に入信する理由があるのだろうか。 本書は佐藤優...

正直に書こう。読了できていない。 内容が今まで自分の知っているものや常識と乖離が大きく、ついて行けなかった。これで基礎なのだ。恐れ入る。 しかし何より理解できなかったのは、民族的基盤の全く異なる層にこの宗教が広まる理由だ。女性が自発的に入信する理由があるのだろうか。 本書は佐藤優が、「イスラームについて知るには、この本を超えるものはない」と書いていることから内容の正確性は高い物なのだろう。 これから本書を手に取る方へ申し上げたい。 日本でステレオタイプに言われるイスラム教と本書の内容にはかなりの乖離があり、理解に苦しむ物も多い。それについては宗教だからと思うしかないだろう。 異文化への理解が間違いなく進む書籍であるからして、正しい知識の取得のため、より多くの方に読んでいただくべきと考える。

Posted byブクログ