君は僕だけの果実 の商品レビュー
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開発事業に沸き返る町を舞台に幼馴染み同士が紡ぎ出す、優しく愛しい物語。 主人公の水貴が、母親の再婚を機に一人でやっていく事になった下宿屋には、幼馴染みで社会人の拓也、大学生の成晃、錦が入居しています。水貴を中心に繰り広げられる日常は、穏やかで、ちょっぴり刺激的で、読んでいる側も何だかこの下宿屋の住人のような感覚に♪ 好青年に成長した拓也が水貴に寄せる想いは、大人の男性の力強さと余裕に満ちていて、大学生2名よりもぐっとリードしている感がありますね。これならば水貴がなびくのも納得です。いい男に一途に想われる主人公……羨ましすぎる(笑)。 実は水貴は昔、事情があってとある男性と重要な約束を交わしており、そのために拓也の想いにすぐ応えられずにいました。しかーし!この胃が痛くなるような問題は、思わぬ形で解決します!!昼ドラみたいな展開を回避できてほんとよかった。ついでに、BL最大の難関?両親の理解もこれまた気持ちいいくらいの片付きっぷりで、内心万歳三唱。 ストレスフリーでさくさく楽しめる、終始まったりした日常系BLでした。ハードモードな作品にお疲れ気味の方は、ぜひこの作品に癒されてみて下さい♪
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主人公である水貴は、母親と一緒にペンションを経営していましたが、母親の再婚を機に一人で下宿屋を始めます。お隣に住んでいた兄のような幼馴染の拓也や、幼いころに泊まりきた初恋の大学生の成晃、女好きの大学生の錦が下宿をしていきます。 拓也の告白前から、水貴は拓也がかわいくて仕方がないとばかりに溺愛しています。もう自分から離さないとばかりに、甘々です。 その甘さに思わずうっとりとしました。 水貴は母親の経営するペンションのために借金をしてしまい、その対価として、20歳になったら愛人になるという約束をします。そのために、拓也への思いをとどまってしまいます。 ちょっと簡単に解決するなと思いましたが、その後に水貴のために、拓也が自分の家族や水貴の母親にまでしっかり根回しをしていることがわかり、さすがやっぱり甘々な溺愛で、思わず萌えました。 水貴はかわいく、拓也は包容力があって、二人がいちゃついているところはなんていうか、幸せになってねっていうほど、ふわりとイメージにぴったりでした。 全体的に、思わずほっこりして、幸せな気分になれました。
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甘いのはいいんだけど、メインの2人以外が中途半端で…(*_*) 受けもあっさり認める感じとか、攻めの強引さとかなかなかご都合主義っぽくて。 でも、甘い話が読めたのでいいかな。
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