高校野球論 の商品レビュー
組織論10/10点(高校野球から生まれるプロの選手 日本的システム) 惹き込まれ10/10点(大谷も出る 松坂 田中 飽きない) キャラクター10/10点(野村克也ファンです。この時点から大谷を応援している分析力) 読みやすさ10/10点(無駄がない。野村氏の本は読みやすいと思う...
組織論10/10点(高校野球から生まれるプロの選手 日本的システム) 惹き込まれ10/10点(大谷も出る 松坂 田中 飽きない) キャラクター10/10点(野村克也ファンです。この時点から大谷を応援している分析力) 読みやすさ10/10点(無駄がない。野村氏の本は読みやすいと思う。)
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「野村克也」の『高校野球論 弱者のための勝負哲学』を読みました。 「二宮清純」の『最強の広島カープ論』に続き、野球関係の作品です。 -----story------------- 高校野球は野村ID野球の原点。 「弱者の兵法」はここから生まれた! 時間の許す限り甲子園は常に...
「野村克也」の『高校野球論 弱者のための勝負哲学』を読みました。 「二宮清純」の『最強の広島カープ論』に続き、野球関係の作品です。 -----story------------- 高校野球は野村ID野球の原点。 「弱者の兵法」はここから生まれた! 時間の許す限り甲子園は常に見ているという「野村氏」の初の高校野球論。 自身は高校時代、弱小野球部に所属していたため甲子園の経験はないが、それだけに憧れは強い。 問題も多く抱える現在の高校野球にもの申す! ----------------------- 「野村克也」が高校野球・甲子園への熱い想いを語り尽くした作品です。 ■はじめに ■第1章 人はなぜ高校野球に魅せられるのか ・地域密着のお手本 ・おらがチーム ほか ■第2章 私の高校野球 ・兄のおかげで高校に進学 ・母に内緒で野球部に入ったけれど… ほか ■第3章 弱小校が強豪校に勝つために ・私立校全盛の時代 ・優秀なピッチャーとキャッチャーをスカウトする ほか ■第4章 こんな怪物がいた ・私に巨人入りを断念させた強健強打の捕手―藤尾茂 ・世界のホームラン王は元優勝投手―王貞治 ほか ■第5章 私が選ぶ甲子園名勝負 ・世紀の大逆転劇 報徳学園×倉敷工 ・三度目の正直 浪商×法政二高 ほか ■第6章 高校野球への提言 ・回数制限、球数制限は是か非か? ・球数・回数制限より分業制を ほか ■第7章 プロ野球よ、高校野球に学べ ・プロにとっての一所懸命とは? ・監督はもっと自分自身を成長させよ ほか ■おわりに 甲子園を沸かせた怪物選手、懐かしい名勝負や高校野球への提言等、愉しく読める内容が満載でしたが… 印象に残ったのは『第3章 弱小校が強豪校に勝つために』ですね、、、 「強いチームを作るには「集める」「教える」「鍛える」の三つを並行して行うことが必要」 「集めるべきは一芸を持つ選手」 「人間教育に力を入れよ」 「試合では「観察」し「推理」する」 「「変化」と「心理」に敏感であれ」 「自信をいかに植えつけるか」 「もっとも大切なのは指導者が成長すること、組織はリーダーの力量以上には伸びない」 高校野球だけでなく、他のスポーツにも通ずるところがあったし、仕事にも生かせる内容が織り込まれていましたね… 愉しく読めて、勉強にもなりました。
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野村克也が語る高校野球論。 決して強豪校でなく甲子園出場経験もない彼が語る、プロ野球とは違った視点で語る高校野球は新鮮味があった。
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