中島らもエッセイ・コレクション の商品レビュー

中島らも(著者),小堀純

2024/01/03

こういう雑多で幅広い話ができる人がいると楽しいだろうなと感じさせてくれるエッセイコレクション。
自分がその場にいるような臨場感ある書き方が素晴らしかったです。

2023/02/15

中島らもエッセイ・コレクション

面白い。
ガタラの豚で、いい文章・ストーリー書く人だなと印象を抱き。人物像はアル中のラリってる方。
エッセイ集を読んで、深みを感じた。濃い人生だっただろうな。短い人生だった分。クスリと笑ってしまう話や考えさせられる話(楽園はどこ？)。
憎まれない人なんだろな。

2019/03/23

やっぱりらもさんのエッセイは最高。短いのに内容が詰まっててオチもあって面白い。好きな章節は何度も読み直してしまう。
特に、「日本は中世か」「恋の股裂き」「サヨナラにサヨナラ」がすき。

2016/09/19

http://blog.livedoor.jp/masahino123/archives/65892859.html

2016/09/14

中島らもは様々なテーマでエッセイを書きまくって死んだ。本書では生い立ち・生と死、お酒・ドラッグ、文学・映画・笑い、怖い話、性と恋の５テーマに大別。

ちなみに僕は中島らもの社会人ー印刷会社の営業マン〜広告代理店のコピーライターー時代のエッセイが大好きで、大いに励まされ、慰められた。折しも僕も零細広告代理店の営業マンの駆け出しの身ゆえ、投影しつつ貪り読んだ。いずれのエッセイにも通底しているのはユーモア、静かな憤り、ロマンティックさ。

再読し、幾度となく鼻の奥でツンとした甘酸っぱい思いを抱きながら読み終えた。エッセイはもちろんのことエンタメ精神横溢の小説をまだまだ読みたかったなぁ。激しく彼の死を惜しんでる僕は現在53才。中島らもは青春時代を過ごした三宮のライブハウスの階段から転落して死んだのは52才。驚愕！めっちゃ久々に手に取ったのも何かの導きかな。

2015/07/09

中島らものエッセイの中から選りすぐったベスト版。若い頃にせっせと読んだので、既読のものが多かったが、いつ読んでも面白い。
どういった基準で選ばれたのかは解らないが、つい吹き出してしまうような内容は少なかったと思う。だからといって真面目というわけではないのだが。
歳をとってから中島らもを読むと、若い頃には気づかなかったことが色々と見えて来る。もう1度読みたいエッセイ集が色々と思い浮かぶが、果たして何処にあるのやら……（買った方が早いか？）。

それにしても、中島らものエッセイでシュオッブの名前を目にするとは。国書刊行会から出た全集を買ったばかりなので驚いた。