WORLD END ECONOMiCA(Ⅲ) の商品レビュー
この終わりに向けて2,000ページ以上読んできたんだと思わせる、いい締め方だった...!熱心なファンが多いのも納得。 2巻までは月が舞台である必要性が薄いと思っていたけど、最終巻は月であることを存分に活かしており読み応えがありました。 CDSの説明をサラッと書いているのもすごく分...
この終わりに向けて2,000ページ以上読んできたんだと思わせる、いい締め方だった...!熱心なファンが多いのも納得。 2巻までは月が舞台である必要性が薄いと思っていたけど、最終巻は月であることを存分に活かしており読み応えがありました。 CDSの説明をサラッと書いているのもすごく分かりやすい。 史実をベースにしつつも、こうやってライトノベルに書き下すことで面白さが倍増されていました。
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サブプライムローンを下敷きしたお話。 相変わらず、投資が大好きな著者の、趣味の知識全開放みたいなノリの作品。 しかしそれだけではなく、投資という舞台における、主人公・ハルの葛藤、成功、墜落、逆転などが描かれた非常に熱い作品で、分厚いにも関わらず最後まで楽しめる作品だった。
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久しぶりにラノベ読んだ オプションとかデリバティブとか、金融知識の良い勉強になった ストーリーも面白くて、決して追い越す事が出来ないラスボスがカッコよいです
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エレノアとともにアバロンの不正をあばいたハルは、「月面の英雄」として多くの人びとに知られることになります。一方、大学を卒業したクリスは、E・J・ロックバーグ銀行に就職し、めざましい活躍をしていました。そのロックバーグ銀行が、不動産ローンをまとめた証券を売り出し、大きな注目を浴びま...
エレノアとともにアバロンの不正をあばいたハルは、「月面の英雄」として多くの人びとに知られることになります。一方、大学を卒業したクリスは、E・J・ロックバーグ銀行に就職し、めざましい活躍をしていました。そのロックバーグ銀行が、不動産ローンをまとめた証券を売り出し、大きな注目を浴びます。しかしハルは、「悲観の帝王」と呼ばれる投資家のドクター・ウォレスが疑いの目を向けていることを知り、不動産ブームに沸く市場に逆行する判断をくだします。 その後、ハルにとって因縁の相手であるバートンから、ある取引がもちかけられます。バートンが、ハルのもとからゆくえをくらましていたハガナと協力関係にあることを知り、バートンとの交渉に臨みます。 「電撃文庫」のなかでもかなり分厚い本ですが、前半と後半で明確にストーリーがわかれています。前半は、前巻でやや不憫なキャラだったクリスが新しい道をあゆみはじめたことが明確にえがかれており、サブヒロインとしては読者の印象にのこるあつかいになっています。他方、ハガナのいない前巻ではおおむねメイン・ヒロインに近い立ち位置だったエレノアのその後もえがかれていますが、こちらはややおざなりなあつかいです。本シリーズを経済小説としてたのしんでいる読者にとってはさほど重要なことではないのかもしれませんが、ラブコメとして読んでいる読者の一人としては、すこし残念に感じてしまいました。
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おもしろかった!!! こんなに分厚い本を一気にまとめて読んだの久しぶりってくらいに楽しんでよみました。 株や金融の話がメインですが、ハルを囲む人間味あふれる月面の素敵なキャラクターにとっても振り回され魅了されました。ハガナとハルが結ばれてよかった~(笑) これから自分なりに金融...
おもしろかった!!! こんなに分厚い本を一気にまとめて読んだの久しぶりってくらいに楽しんでよみました。 株や金融の話がメインですが、ハルを囲む人間味あふれる月面の素敵なキャラクターにとっても振り回され魅了されました。ハガナとハルが結ばれてよかった~(笑) これから自分なりに金融や株を勉強してもう一度ちゃんと読み直してみたい、と思える素敵なシリーズに出会えてよかった!支倉凍砂さんのほかの作品をまだ読んだことがないのでそれも読んでみたいです!
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なんでそんなに牛をいじめるかなぁ。そりゃモーメンタムだけで突っ込んでいく猛勇さはまるで闘牛のようかもしれないけど、モーモーってのは、牛のかわいらしさの表現なんで、じゃなかった、すいません正気を失ってました。 夢、じゃない恋、というあたりで胸アツで、そういえばホロが自分を身売りする...
なんでそんなに牛をいじめるかなぁ。そりゃモーメンタムだけで突っ込んでいく猛勇さはまるで闘牛のようかもしれないけど、モーモーってのは、牛のかわいらしさの表現なんで、じゃなかった、すいません正気を失ってました。 夢、じゃない恋、というあたりで胸アツで、そういえばホロが自分を身売りするとか言ってたときにロレンスもそうだったかなぁ。ということで、支倉凍砂という人は、ドラマの山場はそういうところに作る人と認識しました。うむうむ。嫌いじゃないよ。 冗談としては、「輪転機まわしちゃえ!」ってことは、良く言うことです。ええ、先日までデフレで困ったもんだなんて話が世の中を覆ってた時には「何言ってんだよ、インフレにしたいなら簡単にやれるじゃん。一万円札刷ってばらまけよ。」なんて、何度言ってたことか(ただし、居酒屋で)。「日銀にそこまでの度胸(と書いて狂気と読む)があるかねぇ」「国債買い上げろだって?ぬるいぬるい。擦ったお金は国民にボーナスとして一人毎月10万円づつ支給だよ。これでばっちり」「いや、それタンス預金になって世の中に出てこないぜ?」「いや、貨幣価値がダダ下がりになるのにタンス預金はないっしょ、国民はそこまでアホやない」「いや、アホだろ。デフレに挑戦!この安値!みたいな国だし」「そうかな。まあ、どうせ日銀は何も出来ないだろうけどさ」「そうか?賭けるか?」「ああ、賭ける。100万(ジンバブエ)ドル賭ける!」みたいに。 あー、すいません、全然関係ないですね。そうなんですよ、不動産バブル崩壊も、サブプライムローン破綻も、ハイパーインフレも、関係ありません。寝相が悪いから髪が長いと引っ張られて痛いだけでもうおなかいっぱいですし。あと、来週も東証は上がるんだよな?そうだと言ってくれ!
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