かくて昭和史は甦る の商品レビュー
昭和5年生まれの筆者が、明治維新後から自らも経験した戦中、東京裁判辺りまでの日本史を、戦争を軸に振り返る。 第二次大戦時の大本営の称賛こそ無いが、「自衛のための戦争」「結果的にアジア諸国の独立に繋がった」「連合国側の方がよほど残虐」という論調が強い。やや偏った感はあるが、教科書...
昭和5年生まれの筆者が、明治維新後から自らも経験した戦中、東京裁判辺りまでの日本史を、戦争を軸に振り返る。 第二次大戦時の大本営の称賛こそ無いが、「自衛のための戦争」「結果的にアジア諸国の独立に繋がった」「連合国側の方がよほど残虐」という論調が強い。やや偏った感はあるが、教科書通りの歴史感だけでは本質を見落とすことがあると気づかされる。 賛否両論あるだろう本だが特に印象に残ったのは2つ。昭和に入って軍部の暴走を招いた一端に憲法の不備があったが、明治中期までは維新に関わった元老達の良識がその欠点をカバーしていたということ。そして文章にやたらと「~なのは言うまでもない」が多かったこと。
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日本の事を少しでも知るきっかけとして、 戦後76年前に何が起きたのか興味が湧いた。 いつ日本が誕生したのか、戦争で負けて日本の歴史のどこを変えられてしまったのか? ウォーギルドインフォメーションプログラムを知るきっかけになりました。
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タイトルには昭和史と書いてあるが本書の内容は明治時代も含まれる。不平等条約改正や西郷隆盛の征韓論、欠陥のあった明治憲法、日清日露戦争で日本がなぜ勝てたかなど面白みのあるポイントを突いてくる。しかし渡部氏の他の著作の内容と若干かぶる点もあり、「この話が出たらこう来るな」という読みが...
タイトルには昭和史と書いてあるが本書の内容は明治時代も含まれる。不平等条約改正や西郷隆盛の征韓論、欠陥のあった明治憲法、日清日露戦争で日本がなぜ勝てたかなど面白みのあるポイントを突いてくる。しかし渡部氏の他の著作の内容と若干かぶる点もあり、「この話が出たらこう来るな」という読みができてしまう所もないではない。詳細→ http://takeshi3017.chu.jp/file8/naiyou27512.html
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アメリカへの戦争の通達が遅れたのは、丁度その日に日本のワシントン大使館で送別会があって、誰もいなかった、、。 しかも、ルーズベルトは知っていたにもかかわらず、、。
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