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地方の時代の引き継ぎ書 の商品レビュー

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2019/03/11

37年間の神奈川県での仕事の引き継ぎ書。全国の公務員に送る。(2015年刊) ・はじめに  ・第一章 私の公務員生活 ・第二章 地方自治の諸課題について ・むすびに 著者の経歴を見ると、市町村課を振り出しに、人事課、秘書課などエリートといえる 部署を回っている。廃棄物行政に5年...

37年間の神奈川県での仕事の引き継ぎ書。全国の公務員に送る。(2015年刊) ・はじめに  ・第一章 私の公務員生活 ・第二章 地方自治の諸課題について ・むすびに 著者の経歴を見ると、市町村課を振り出しに、人事課、秘書課などエリートといえる 部署を回っている。廃棄物行政に5年間携わり、健康を害しながらも、第3セクターの解散という大仕事を成し遂げる。 最後は、会計管理者兼会計局長と、知事部局で10人といない局長職を務めていることから、十分に、功成り名遂げたと言えるのではないだろうか。 それでも、その内示を正直、落胆したと書いてしまうところがすごい。全体的に、抑えた表現ながら、思い通りにいかない、宮仕えの悲哀がうかがえるて、身につまされる。 物事には二面ある。著者の視点からみた神奈川県行政は、大変興味深いものであったが、外から見た当時の神奈川県政はどうだったのだろうか、気になるところである。

Posted byブクログ