子どもの感情コントロールと心理臨床 の商品レビュー
徹頭徹尾、研究に基づく理論で書かれているが、ものすごく理解しやすい。保護者への説明にも使える。説明力すごい。というか、ぶっちゃけ正直に恥ずかしながら自分の育児を振り返って猛省もした。というくらい実務にも使える、でも骨太な専門書。
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通常、ネガティブな感情は自分の中から無くしたい良くないものだと思われがちだが、実はあってよいものであり大事な感情なのだと分かった。幼い頃から否定感情をしっかりと受け止めてきてもらっていることで、自分の中にあるそれを抱えコントロールすることができるようになる。自分のネガティブ感情も...
通常、ネガティブな感情は自分の中から無くしたい良くないものだと思われがちだが、実はあってよいものであり大事な感情なのだと分かった。幼い頃から否定感情をしっかりと受け止めてきてもらっていることで、自分の中にあるそれを抱えコントロールすることができるようになる。自分のネガティブ感情も抱きしめてあげようと思った。
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認知機能が低いと小学生くらいおおきくなっても癇癪が起きる。 癇癪は2通りあって、幼児期に典型的な通常発達のもの(条件によって気分が変わるもの)。適切に導けば落ち着く もうひとつはトラウマ経由の癇癪。幼児期から思春期を過ぎても続く。一時解離反応により不快感情を封印した結果、圧縮した...
認知機能が低いと小学生くらいおおきくなっても癇癪が起きる。 癇癪は2通りあって、幼児期に典型的な通常発達のもの(条件によって気分が変わるもの)。適切に導けば落ち着く もうひとつはトラウマ経由の癇癪。幼児期から思春期を過ぎても続く。一時解離反応により不快感情を封印した結果、圧縮した不快感情が爆発。瑣末なことで爆発。 これは学校だけでの爆発もある。(親の前では不快感情を出さない場合)もしくは、癇癪→親に叱責され→自己否定→過覚醒。親がふりまわされ平伏してしまう関係になる家庭も。 身体感情を制御された子供は他人の痛みもわからない。良い子を求められて育った子供は自分の痛みも他人の痛みも感じないので陰湿ないじめになる。陰湿ないじめをする子は、いじめる私と良い子の私というふたつの自我を有している。承認されず圧縮された不快感情によって被害と加害が循環する。 不快を感じるべき場面で不快を表出できているか?をよく見る。へらへらしていたりしてらとても心配な状態。 環境不全を改善する責任は大人にある 嫌も思う気持ちも気持ちも大事な気持ち
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