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うれし、たのし、ウミウシ。 の商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

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2018/10/13

タイトルからすると、もっとウミウシの話しがいっぱいかと思いましたが、ウミウシの話しはそんなに無かったですね。 そしてその他は、生物学者の色々な活動の様子が語られます。まぁ、これはこれで面白い。 でももうちょっとウミウシの話がいろいろ読みたかったです。

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2018/04/09

数千を超える多数の種類、様々な形と華麗で奇抜な彩色で知られる雌雄同体生物ウミウシ。しかし彼(彼女)らは人間が想像もつかないような繁殖戦略に命を燃やしていた──!? ウミウシを中心としてたくましく生きる海の生物たち、行動生物学者たちの生態に迫り、さらには博物館のあり方にも迫るエッセ...

数千を超える多数の種類、様々な形と華麗で奇抜な彩色で知られる雌雄同体生物ウミウシ。しかし彼(彼女)らは人間が想像もつかないような繁殖戦略に命を燃やしていた──!? ウミウシを中心としてたくましく生きる海の生物たち、行動生物学者たちの生態に迫り、さらには博物館のあり方にも迫るエッセイ。 これもちょっと理由あってウミウシについて知りたいと思って図書館で借りた本。全部がウミウシのことについてではなくラッコとかペンギンとかシーラカンスとかサンゴとか臨界実習とか水族館・博物館とか話題がいろいろと広くて、海や海の生物についても知識を深めたかったので結局全部読んでしまいましたね。全然知らない世界だったので面白かったです。行動生物学ということで筆者の方もダイビングしたり、シーラカンス研究者の方の冒険心や野心がすごいなと感じました。こういう学者さん尊敬出来る。

Posted byブクログ

2017/02/08

つまらなかった。 各節の文末に日付がついているのでイヤな予感はしたが、どこかの連載をまとめたものらしい。 話は数ページでぶちぶち切れるし、まとまりはない。だいたいウミウシの話は全体の半分くらいだ。 へー、と思うこともなくはなかったが、所詮は数ページのへー、なので、ネットで拾い読み...

つまらなかった。 各節の文末に日付がついているのでイヤな予感はしたが、どこかの連載をまとめたものらしい。 話は数ページでぶちぶち切れるし、まとまりはない。だいたいウミウシの話は全体の半分くらいだ。 へー、と思うこともなくはなかったが、所詮は数ページのへー、なので、ネットで拾い読みしたへーと質的にはあまり変わらない。

Posted byブクログ

2015/08/30

岩波科学ライブラリーは、かなり「当たり」が多いので、期待して読んだ。 始まりは雌雄同体のウミウシ、次は近種のヒラムシの生殖について書かれていて、期待通りの面白さだったのだが、読み進めていくと、話題は拡散し、科学者の専門知識を素人に分かりやすく解説するという私の求めている内容ではな...

岩波科学ライブラリーは、かなり「当たり」が多いので、期待して読んだ。 始まりは雌雄同体のウミウシ、次は近種のヒラムシの生殖について書かれていて、期待通りの面白さだったのだが、読み進めていくと、話題は拡散し、科学者の専門知識を素人に分かりやすく解説するという私の求めている内容ではないことがわかる。色々な話題の科学エッセイだとはじめから知っていれば、ガッカリしなかったのだが、『フジツボ』や『シロアリ』『ハトはなぜ首を振って歩くのか』などの傑作を出した岩波科学ライブラリーだから、まさかこんな雑多な内容だとは思わなかった。 内容が充実しているならいいが、これくらいの科学エッセイに1300円はない。文庫で700円くらいが適当。 悪い本じゃないけれど、これで岩波科学ライブラリーへの信頼感が下がったのも確か。 裏表紙にはちゃんと「エッセイ」とあるから、読みおとした私が悪いのかもしれないが、表紙の(普通の本なら帯にあたる部分に)「媚薬、贈り物、共食い…そこまでやるのか、ウミウシ」は煽りすぎ!

Posted byブクログ

2015/08/18

同シリーズのほかのもののようにウミウシについて暑(苦し)くマニアックなことを書いているのかと思ったら,ウミウシをはじめいろいろな動物やら博物学やらのエッセイ集だった。中身自体は面白かったけど,タイトルがミスリーディングで肩すかしを食らった気分は否めない……。

Posted byブクログ