諸星大二郎 『妖怪ハンター』異界への旅 の商品レビュー
諸星大二郎「妖怪ハンター」の解説本。 諸星大二郎のファンは必見。 諸星大二郎の説得力のある虚構が綿密な取材に基づいて形作られているのがよくわかる。 妖怪ハンターはあまり読んでいなかったのだが、一気に興味がわいてきた。 自分は入り口が歴史エンターテイメントの「西遊妖猿伝」だった...
諸星大二郎「妖怪ハンター」の解説本。 諸星大二郎のファンは必見。 諸星大二郎の説得力のある虚構が綿密な取材に基づいて形作られているのがよくわかる。 妖怪ハンターはあまり読んでいなかったのだが、一気に興味がわいてきた。 自分は入り口が歴史エンターテイメントの「西遊妖猿伝」だったこともあり、地味な印象のある「妖怪ハンター」にはあまり食指が動かなかったのだ。 しかし、この本を読んで妖怪ハンターにも、妖怪ハンターなりの魅力があることを知った。
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妖怪ハンターシリーズの人物、関連した遺跡、資料などを紹介した本。シリーズの全話がどのコミックスに収録されているかもわかり、ファンには便利かと。描き下ろしもあり、私的には楽しめた一冊でした。
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この太陽の地図帖のシリーズでは「暗黒神話と古代史の旅」より、対象の場所があちこちになるので、旅行記の要素は薄いかな。 伝奇SF漫画というのは、ドーナツの穴を作るための作業だったという京極夏彦さんの冒頭文が面白かった。 ファンとしては、妖怪ハンターシリーズの整理復習のサブテキスト...
この太陽の地図帖のシリーズでは「暗黒神話と古代史の旅」より、対象の場所があちこちになるので、旅行記の要素は薄いかな。 伝奇SF漫画というのは、ドーナツの穴を作るための作業だったという京極夏彦さんの冒頭文が面白かった。 ファンとしては、妖怪ハンターシリーズの整理復習のサブテキストといったところ。まあ、ファンしか買わない本だろうけれど。 KAWADE文藝のムックのマッドメンの本もあったけど、諸星漫画の背景を探る連動した動きがあるのかな。
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妖怪ハンター描き下ろし有 インタビュー4P有 各作品のネタ元や基礎知識をさらっと解説してくれているのでこれを読んだ後漫画を読みなおすのも良いかも。
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