モダニズム切手絵画館 の商品レビュー

江村清(著者)

2021/04/01

印象派から西洋絵画はがらっと変わって、実験的なモダニズムの時代になったと言えるだろう。この本は、モダニズムの画家たちの代表作などを切手で紹介しているのがユニークだ。結構絵画が切手になっているんだなあと感心する。解説の方も、画家の内実をよく捕らえた優れたものだ。時代背景もよく分かる。取り上げているのは、次のとおり。
ミュシャ、クリムト、アンソール、ムンク、マティス、ピカソ、ブラック、ルソー、モディリアーニ、シャガール、ユトリロ、ミロ、マグリット、デルヴォー、ダリ、藤田嗣治。その他にも、たくさんの画家の作品の切手を紹介している。