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淫魔を孵す の商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2015/08/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

外科医×外科医で元先輩後輩。 攻の元恋人の霊が受に憑依し受は二重人格者のようになり、攻を取り合うカタチになる変形三角関係。オカルトファンタジーながらリアルな恋愛模様も書かれているのでしっかり読み応えがあり面白かった。さすが沙野先生です。 受の宰は、兄の死は自分にも責任があると悔いてずっと自制している人。攻の鳥羽はそんな宰にずっと執着しているのですが、デキる男ながら自分に都合よく生きてきた鳥羽にとって宰は自分にはない部分をもった強く逞しい存在として映り惹かれていたんですね。このふたりの間に鳥羽の元恋人の霊が入ったことで自制してきた宰が覚醒していくのですが…絡まる3人の感情にラストはうるっとさせられました。 宰と鳥羽、見た目とは裏腹なメンタル面とのギャップにも萌ましたが、これは色っぽい部分にも反映されていて、攻が受にもだえさせられたりとなんだかとても淫らで美味しかったです。お医者さんらしいアイテムを使われ「そのエロ医者みたいな喋りやめろ」攻にこんなこと言わせてしまうんですからたまりません。 小山田先生のイラストも色気があって相変わらず素敵。大満足の1冊。

Posted byブクログ

2015/07/06

ラヴァーズ文庫では、いつも小山田あみセンセとの強烈タッグで楽しませてくれます。肌色率が高い表紙の、攻様の雄っぱいに目が釘付けになってしまいました。 再会もので好物の白衣です。そしてちょっとホラーテイスト。 父親の病院で副院長として真面目に医療に励む宰と、医大時代の先輩だった鳥羽...

ラヴァーズ文庫では、いつも小山田あみセンセとの強烈タッグで楽しませてくれます。肌色率が高い表紙の、攻様の雄っぱいに目が釘付けになってしまいました。 再会もので好物の白衣です。そしてちょっとホラーテイスト。 父親の病院で副院長として真面目に医療に励む宰と、医大時代の先輩だった鳥羽との再会から始まるストーリー。 兄に対してずっと負い目を感じて生きてきた宰に対し明るく接して見守ってきたのに、今も昔もまったく受け入れられず拒絶されている鳥羽です。 宰は今までずっと自分に厳しくしてきたけれど、医学生の時に鳥羽のせいで「調子が狂ってしまう」ようになって初めて人らしい感情も持つようになったものの罪悪感にかられてしまい、自ら別離を決意してしまいます。 そんなカタブツの宰が水川に憑依されて、とんでもない淫乱になっちゃいます! すごいギャップ萌え。 宰の変貌ぶりは、淫乱受とか誘い受とかのエロエロしさがハンパなかったです… 鳥羽も萌えたんでしょうね。それでなくても4度のHで30回というデータが上がってるスーパー絶倫功の鳥羽です。何枚使ったとか、生々しいところが沙野センセらしいエロさですw プレイも大技が出ていて、一本とられました。絶倫×淫乱のHは、もはや真剣勝負のレベルでしたww 裏テーマは一人輪姦だそうです…! そうなんですよね。あくまでもHしているのは鳥羽と宰のみなのですが、二人とは思えない乱れた雰囲気をかもしだしています。もちろん、そこには正気ではなく禍々しいものに憑依されてしまったからという理由があるんですが、それにしてもすごい迫力。 あのプレイもすごくお医者さんらしく?、そして能動的になった宰らしいHENTAIっぷりでした!攻が攻められるのに萌えました… 過去回想がとても上手く織り交ぜられていて、切なさも倍増でした。水川も悪者というよりはかわいそうで、共犯者とか共有者という形でも忘れ去られない事がせめてもの救いかもです。 淫乱魔人には間違いなさそうだけど。

Posted byブクログ