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暗渠マニアック! の商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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2022/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なぜ暗渠にひかれるのか、吉村さんの「楽しい」が伝わってくる。暗渠スイーツのページもつくってしまうところなど、バラエティに富んでいて面白い。 昭和を感じさせる暗渠・・・昭和とは、すぐそこにあるようでもはや触れることのできないものたち。

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2020/11/23

暗渠本の中では元祖的な存在。 雑誌「東京人」の記事、本書刊行の後、「初めての暗渠散歩」「暗渠パラダイス」で、暗渠界(←そんな業界あるんかい!)のスーパースターとなっていく。

Posted byブクログ

2020/08/22

勝手なイメージで暗渠の中を探索するように紹介するような本かと思っていたら、そうではなく、あくまでも外(上)側から見て、この下に暗渠があるということを想像しつつ、周りの土地柄や経緯について考察するというような内容だった。時間的にも位置的にも見えないものを想像して楽しむところは、エロ...

勝手なイメージで暗渠の中を探索するように紹介するような本かと思っていたら、そうではなく、あくまでも外(上)側から見て、この下に暗渠があるということを想像しつつ、周りの土地柄や経緯について考察するというような内容だった。時間的にも位置的にも見えないものを想像して楽しむところは、エロに通じるのではないかと思った。

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2020/06/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

暗渠とは川や水路に蓋をして、外から見えなくしたもの。 とはいえ、こんな説明では何が何やら分からない。 「ブラタモリ」でタモリさんが喜んでいる姿を見て、これはその良さを味わってみたいものだ、と思って読んでみたのですが。 やっぱりこういうのは、実地検分をしないと分からない。 文章だけで理解できるほどの素地がないから。 そして写真が小さくて白黒だと、写真のどこを見ればいいのかも分からない。 「ここだよ」って、印をつけてほしかった。 でも、北大の構内に暗渠があることがわかったので、今度行ってみようかなと思いました。 数年前、何も知らずに国家試験の仕事でその周辺を走り回っていたのです。 当時は暗渠なんて言葉も存在も知らなかった。 知らないっていうことは、面白いものを取りこぼすことなんだなあ。

Posted byブクログ

2020/03/11

表紙や装丁から、かなりこだわっている。暗渠の説明にあえて過剰なほどの愛のこもった説明をしているのが面白かった。 暗渠に元々興味があったので読んでみたが、これを読めば、誰でもかなりの高精度で暗渠を見つけられるのではないかと思う。 暗渠探しにおけるマナーも書いてあり、暗渠にちょっと興...

表紙や装丁から、かなりこだわっている。暗渠の説明にあえて過剰なほどの愛のこもった説明をしているのが面白かった。 暗渠に元々興味があったので読んでみたが、これを読めば、誰でもかなりの高精度で暗渠を見つけられるのではないかと思う。 暗渠探しにおけるマナーも書いてあり、暗渠にちょっと興味がある人にはぴったりの本。 実在する暗渠について細かく描写しているパートは正直読み飛ばしてしまった。

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2018/10/14

読み終わりたくないのに,巻を措く能わずで一気呵成で読了。 地誌的郷土史的型にも分析・分類型にも、どちらにも共感できる。 自分にも暗渠察知能力が備わってきたようなので、暗渠FWをおこなわないと、ね。

Posted byブクログ

2018/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

<目次> 序章   ようこそ暗渠ロジーへ 第1章  暗渠、私の「見方」 第2章  名所と暗渠 第3章  境界と暗渠 第4章  湧水と暗渠 第5章  暗渠への視線 第6章  東京近郊暗渠、二番勝負! 第7章  新たな観光資源としての暗渠探訪 <内容> ”川”(どぶを含む)が蓋をされてしまった状態が暗渠(なければ開渠)。東京などは都市化の過程で(特に1964年の東京オリンピック前後)に一気に暗渠化が進んだようだ。その痕跡を辿ることに喜びを感じる2人の著者による、「暗渠の旅」の誘い。 ”ブラタモリ”から広がる、こうした地理的な旅は多彩な広がりを見せている。特に、現状の地形よりも何かしらの人為的な加工のされたものに人間は喜びを感じるのではないか?坂道しかり崖面しかり…。今回は川の痕跡である。私も何となく興味があり、身の回りの”暗渠”も少しはわかったりする。ただ気にしてたかというと、そんなでもなかった。この本をきっかけに、身の回りの場所の暗渠についても、考えていきたい。 逗子市立図書館

Posted byブクログ

2016/03/05

図書館で偶然見つけて借りました。買えばよかった!と大後悔するほどの大収穫でした。 水場の人々が暮らし生きてきて、水と共存する決意を感じる暗渠。水と戦った名残のような暗渠。埋めたりせき止めたりせず、フタをしたり道筋を変えたりと、水と人間の欲望の仲人のような存在の暗渠。水の事情に逆...

図書館で偶然見つけて借りました。買えばよかった!と大後悔するほどの大収穫でした。 水場の人々が暮らし生きてきて、水と共存する決意を感じる暗渠。水と戦った名残のような暗渠。埋めたりせき止めたりせず、フタをしたり道筋を変えたりと、水と人間の欲望の仲人のような存在の暗渠。水の事情に逆らわず水に沿って上手くやるのも一手と、静かに教えてくれる様々な暗渠の存在にしばし耽りました。思えば首都高も川の上…。 それにしても、写真やデータ、作表も豊富に載せたこの本の情報量は、圧巻の一言です。文章もシンプルで素直だから、暗渠への想いがそれだけ強く伝わってくる。しかも、巻末によれば本業が別にあるそうな…。 うーん、やっぱり手元に置いておきたい。

Posted byブクログ

2015/10/11

水路にふたをし、道路にしてしまう暗渠。都会の細い道は、暗渠うなことが多い。それをマニアックに取材して回ったのがこれ。 うちの近くにも、あるよね。たどってみようかしら。

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