スタンド・バイ・ユー の商品レビュー

岡根芳樹(著者)

2021/08/09

「これが実話なの？」と驚いてしまうような、突飛なエピソードが満載でした！
自分だったら生活がかかった仕事でここまで冒険できない…と思いました。時代もあるのかもしれませんが。
でも逆に「自分、すごいちゃんとしてるんだなぁ」と思えてきてなんだか自信が湧きました。

岡野さんの絵を見て泣き出したツクツク、本当はシンナーが目にしみただけなんじゃないかって涌田さんが突っ込むシーンがめちゃくちゃ笑えて好きでした。

あと最後の夜逃げのエピソードは家族愛とタコ坊メンバーの優しさに、思わず泣けました。
須々木さんが再登場したのも胸熱でした

2019/06/18

楽しく読めた。タコ坊１号～4号の楽しくて素敵な絆がうらやましい。男同士の友情っていいよねー！また、バブルの頃の時代もよかった。どんどん前に進んでいく話が大好きです。

2015/12/21

本のソムリエ清水氏が紹介していた、日本で初めて便利屋を興した人達の、実際にあったエピソードベースの物語。
便利屋稼業と聞いて想像する色々大変なエピソードとしても面白く読めたが、それを通じて語りかけてくる、人生の主人公は自分であり、どう生きるのか？大変な事も後で笑い話になるから目の前の困難に全力で取り組んでみる、というキーワードは自己啓発にも通じる仕組みになっている。
しかし、こうして社会からはみ出しても明るく一生懸命に生きている人達は、どうしてこうも輝いて見えるのだろうか。