食 90億人が食べていくために の商品レビュー

John Krebs(著者),伊藤佑子(訳者),伊藤俊洋(訳者)

2024/03/04

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01426659

2018/03/30

翻訳本だということもわかって手に取っていますが、さすがに、ちょっと、といった感じです。

まず日本語に違和感がありすぎて、内容がまったく頭に入ってきません。
専門用語が多いとはいえ、ここまで違和感のある日本語にするほうが難しいんじゃないかってくらいです。
直訳したような文章が、ド〇キホーテの陳列棚のように羅列され、「。」が目に入った瞬間に「はて、ここは結局何が言いたかったんだろうか」と考えてしまいます。

内容は、浅く広く。
「食」が関わる社会的、医療的、農業的、倫理的な事柄を簡単に説明して、次の項目に移ります。
著者の強い意見や意思があるわけではなく、こんな問題があるし、この問題やモノに対してはいろいろな意見があるから、みんなで考えて行こう！という印象でした。
あとがきにも、これを読んで少しでも「食」に興味を持ってもらえればと書いてありましたし、これはこれで有りなのかなと思っています。

個人的にはあまりオススメできません…。

2016/10/08

この数十年で地球人口が90億を超えると言われている。
食の問題は、今後も拡大していく。
食に困ることのない、世界から見ればまれな人たちこそが食について考えなければならない人たちなんだろうなあ。

2018/11/25

風味は五つの味覚だけで説明できない
舌の上で感じる味覚と鼻で感知する香りの組み合わせ
なので鼻が詰まると、風味が失われたと感じる

有機食品と従来の食品の安全性に決定的な違いがあることを示す研究結果はなし

エピジェネティクス、祖父母の栄養状態が孫たちの生涯に影響を与える

ウエストのヒップに対する比と腹囲などは、肥満症と関連した健康リスクを予想するうえで、BMIより適している

イギリスではフィッシュ・アンド・チップスよりもチキンティッカマサラが主流らしい

2016/02/25

うまいまずいは別として、の感じがイギリス的な。内容はいわゆる持続可能についての公式見解に限りなく近い。