ハーバード流 最後までブレない交渉術 の商品レビュー

ウィリアム・ユーリー(著者),中川治子(訳者)

2019/12/18

他人を変えるよりも自分を変えるということか。対人ということより自分自身との交渉と理解した。自分自身のマインドが変われば、よりうまく進めそう。

2019/10/14

感情に振り回されず、自分と相手の相互利益を追求して交渉する。ウィンルーズ型のアプローチからウィンウィン型のアプローチへ。
自分が損をすると感じたり、自分が正しいと思った瞬間、自ずと思考が固まってウィンルーズ型のアプローチになってしまう。それが決して良い結果を生まないことくらい解っているけど、その考えを手放すのはとても難しい。ただ、自分がその状況になった時、ウィンウィンになるようにチャレンジしてみる価値はあると思う。

2022/11/07

2016年5月2日読了。「ハーバード流交渉術」の著者の本、だが、訳者後書きにもある通り「自己の内面を見つめなさい、そうすれば幸せになれます」という自己啓発的な内容のこの本に、このタイトルはないよなあ･･･。まあ「自分の満足度を得る」ことができれば、他者に譲ろうが何を言われようが全く問題ない人生の勝利者になれる！とはそのとおりではあるかなとは思うが、本気でそれを実践しようと思ったら「所有物を全て投げ出して、ただ神の名を唱えなさい」的な宗教的情熱が無ければ無理かも。まあ、参考にはなった。

2015/08/23

自己にイエスと言うための6つのステップ（Inner Yes)

1.自分の身になって考える
　自分と言う最強の敵を理解する。
　自己批判に陥らず、大切な人やクライアントに接するのと同じように、心の奥底にある願望に真摯に耳を傾ける。

2.インナーバトナを養う
　対立が起きた時、相手を批判せずに、自分の人生や人間関係に責任を負う姿勢。
　何が起きようとも自分の願望から目をそらさず、大事にすると自分に誓う事。

3.人生に対するイメージをリフレ―ミングする
　本能的ある欠乏に対する不安に必要な、自分なりの充足感を作り、自分の人生に対するイメージをリフレーミングする。
　どんな時も、人生は自分の味方だと考える事。

4.ゾーンにとどまる
　本当に満足感を得られ、状況を好転させることが出来るゾーンにとどまる事。

5.どんな相手でも尊重する
　排除には排除で対抗せず、相手の予想を裏切って敬意を払い、受け入れることが大事

6.与え合う
　ウィン―ルーズ思考で相手から奪うのではなく、相手にあたる事でウィンーウィンへと導く。

1.2は「自分にイエス」、3.4は「人生にイエス」、5.6は「相手にイエス」

自分の思い込みから抜け出す自分への問いかけ

1.自分の身になって考える
自分を冷静に観察し、心の奥底にある願望が何か？

2.インナーバトナを養う
自分の願いがかなわないからと言って他人を批判していないか？
他人を批判する事で得られるもの、失うものが何かを考える。

3.人生に対するイメージをリフレ―ミングする
今日自分なりの幸せを作り出すにはどうすればいいか。人生は厳しいものだとしても、それでもあるがままに受け入れイエスを選ぶことが出来るか。

4.ゾーンにとどまる
可声の恨みや将来への不安を抱えていないか。どうすれば過去や将来から自分を解き放てるか

5.どんな相手でも尊重する
誰かに敵意や反感を抱いていないか。相手の身になって考えるとどう感じるか

6.与え合う
いま直面している状況で欠乏に対する不安を感じていなるか。奪いことから与える事へ姿勢を転換する。

2015/08/09

最も安上がりな譲歩、最低限のコストで最大の成果を生み出す譲歩は相手を尊重すること。尊重とは肯定的な心遣いを見せ、自分がそうされていように相手に品格のある接し方をする。
基本的な人間性にイエスというだけでいい。相手を尊重するとき、自分の中の全く同じ人間性に尊敬の念をもつ。相手の尊厳を認めれば、ジブの尊厳も認めることになる。自分自身を尊重できなければ、相手を心あｋら尊重することはできない。