極悪専用 の商品レビュー
裏組織のための裏組織による絶対プライバシー重視のマンションで繰り広げられる、死ぬか生きるかの波乱のマンション管理人助手の話。突然拉致られ1年間の管理人生活の中で、主人公の少年は少しづつ成長していく。 エンターテイメント要素が強くて楽しめてよめた、最後は内容に比べてさっぱりしていて...
裏組織のための裏組織による絶対プライバシー重視のマンションで繰り広げられる、死ぬか生きるかの波乱のマンション管理人助手の話。突然拉致られ1年間の管理人生活の中で、主人公の少年は少しづつ成長していく。 エンターテイメント要素が強くて楽しめてよめた、最後は内容に比べてさっぱりしていて、これは夢だったのかってくらい面白いw ところで日本のどこかにこんなマンションがあるのか?笑
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日本のドン的な人物を祖父に持つやんちゃな青年が悪人専用マンションの管理人助手に命じられて・・・。大沢作品にしては珍しいブラック&スラップスティックコメディ。うまいです。
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- ネタバレ
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大沢在昌のノワールコメディ。新宿鮫シリーズ等ハードボイルドなイメージの作風の大沢在昌のコメディということで興味を持ち読んでみた。 内容的には、主人公は黒社会の大物の孫で、それをかさにかけ、好き勝手生きてきた。見かねたおじいちゃんの働きでとんでもないマンションの管理人として働かされることに。そのマンションには、殺し屋たち黒社会の住民の住処だった。契約は1年。なんとか乗り切ることができるのか。 という話なのだが、ぶっ飛んだキャラの住人やらが登場してスイスイ読み進められる。最後には主人公の精神が鍛えられて、いつの間にかいっぱしの男になっていく。 軽いテンポでまずまず面白いのだが、大沢在昌はやはりハードボイルドの方が似合う。
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ぶっ飛んだ住人達とのドタバタ劇がとても面白かった。フルタさんの差し入れを即ゴミ箱に捨てたくだりがツボ。
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荒唐無稽なアクションコメディ。 こういうの書かせたらこの作家はうまい。無理にコメディチックな台詞や行動をさせているわけではないのだが、その設定や文章でグッと引き付けて読ませる。 ストーリーを箇条書きすればかなりハードな話なのだが、それをさらっと明るく書いてある。 アルバイト探偵シ...
荒唐無稽なアクションコメディ。 こういうの書かせたらこの作家はうまい。無理にコメディチックな台詞や行動をさせているわけではないのだが、その設定や文章でグッと引き付けて読ませる。 ストーリーを箇条書きすればかなりハードな話なのだが、それをさらっと明るく書いてある。 アルバイト探偵シリーズに近いタッチ。 久しぶりに大沢作品で満足した。エンターテイメントとして単純に面白かったな。 かなりミリタリーに寄っているので、そういうのが苦手だったりわからない人には不向きかも(CIAってなに?みたいな人には面白み半減かもね)
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